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ガーナ共和国
Republic of Ghana

ガーナの学校では今
Republic of Ghana

主要言語や宗教も選択科目

(写真)2年生の授業風景

 ガーナの教育制度は日本と同じ6・3・3・4制となっています。

 首都アクラ市にあるアチモタ高校は、最高レベルの教育水準を誇る名門公立校の1つです。1927年の創立以来、「男女平等の教育」とともに、"That All May Be One(全員が1つにならんことを)"をモットーにしています。

 科学、教養、農業科学、家庭、芸術の5つの課程があり、生徒総数は約1,500人。各学年に12~15のクラスがあり、1クラスの生徒数は約40人です。授業は午前7時40分から午後2時まで。授業と授業の間に休み時間はなく、11時から20分間の休憩・スナックの時間があるだけです。

(写真)校舎の前で記念撮影

 教科は英語、数学、社全、総合科学(物理、化学、生物などを包合した科目)が全員必須で、各課程ごとに選択科目が違います。ユニークな科目としては、主要部族の3言語(トゥィ語、ガ語、エヴェ語)から選択する現地語教育や宗教があります。

 長期休暇は、第1学期休暇が4月初旬から約3週間、第2学期休暇が7月下旬から8月いっぱいまで、そしてクリスマス休暇が約1ヵ月となっています。

生徒の9割が寄宿舎生活

(写真)教会を兼ねた集合場

 アチモタ高校では生徒の9割が寄宿舎に入っていますが、クラス以外の友達ができる寄宿舎生活はとても楽しいようです。とはいえ、英国の教育制度を踏襲した厳しい校則があり、起床、就寝時間の厳守など規則正しい生活を求められ、自由時間もあまりありません。週末の外出は禁止され、また、テレビがないなど寄宿舎生活に不満を感じる生徒もいます。

 ただし、校内には教会やモスクのほか、病院や郵便局、映画会場などの設備が整っており、週末には礼拝に出かけたり、映画の上映会や音楽会などに足を運びます。

 長期休暇は、寄宿舎にいる生徒は郷里に帰って、家族や友人と過ごします。生徒の間で流行っているのは、サッカーやホッケー、バスケットなどのスポーツで、また、楽器の演奏や読書も一般的です。

 日本については、科学技術の進んだ国、地震が多いといった知識や、規律正しい国民といった印象のほか、貧しい国へ援助を行う親切な国として、好意的に受けとめているようです。

財団法人世界の動き社発行月刊「世界の動き1997年5月号」より

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