世界の学校を見てみよう!

オーストラリア連邦
Australia

オーストラリアの学校では今
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職業訓練用の施設が充実

(写真)校舎全景

校舎全景

 オーストラリアの初等・中等教育は州ごとに行われており、カリキュラムや休みの時期などは各州で異なる場合もあります。ニュー・サウス・ウェールズ(NSW)州では初等教育7年、中等教育6年の制度となっており、6歳から15歳までが義務教育。しかし多くの生徒が義務教育終了後も学業を続け、大学へと進みます。

 今回の取材校はシドニー郊外にあるNSW州立チェリー・ブルック工科高校。7年生から12年生までの生徒が通う、オーストラリアでは典型的なハイスクールで、生徒数は1830名と州内で最大の規模です。

 NSW州のすべての中等教育校では、通常の科目に加えて職業教育訓練のコースが用意されていますが、チェリー・ブルック工科高校では普通の高校よりも職業関連コースが充実しており、そのための特別な施設を完備しています。例えば、調理実習用厨房、園芸農場、自動車修理施設、マルチメディア技術スタジオなどです。

(写真)授業風景

授業風景

多文化主義を教育に取り入れる

 またオーストラリアは、ヨーロッパやアジアなど多くの文化的背景を持った人々が集まる「多文化国家」であることから、NSW州の学校は多文化主義を反映した教育を行っています。

 チェリー・ブルック工科高校も、約50の民族・文化的背景を持つ生徒が集まっています。2名の生徒が「多文化大使」に任命されており、相互理解を深めるためのイベントが催されることもあります。また外国語教育が盛んで、7年生および8年生はフランス語、ドイツ語、日本語のいずれかを学ぶことが義務づけられています。

 生徒たちの持つ日本のイメージは「ハイテク」の国。日本に来たこともある生徒もおり、「訪ねる前は、日本人はどこへ行くにも新幹線で出かけると思っていた」そうです。そのほか、原宿ファッション、アニメ、経済力が大きいことなど、日本についてよく知っている生徒も多いようです。

財団法人世界の動き社発行月刊「世界の動き2006年4・5月号」より

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