世界の学校を見てみよう!

中華人民共和国
People's Republic of China

中国の学校では今
People's Republic of China

応用力・思考力を重視した教育へ

(写真)学校全景

学校全景

 中国では、小学校(6年)、初級中学校(3年)、高級中学校(3年)で、日本と同じように初級中学までの9年間が義務教育です。大学(中国語では「高校」という)への進学時には、全国大学統一試験が行われます。学歴重視社会なので、受験競争は非常に厳しいものだそうです。

 最近の教育トピックスはカリキュラム改革。国としての教育方針が、以前の知識詰め込み型から、応用力や思考力を重視するかたちへと変革されてきています。この改革は3年前から始まったもので、新しい教材などの制作が急ピッチで進められているそうです。外国語の授業も、日常での言い回しや会話に重点を置いた実践的なものになっています。

生徒たちは勉強や習い事に熱心

(写真)授業風景

授業風景

 大連市郊外にある大連第三十中学校は、公立の普通初級中学校です。生徒数は約1100名で、1クラスに40~50人程度の生徒がいます。高級中学への進学率は8割で、2割は中等技術専門学校などへ進学します。

 同校では、日本語教育に力を入れており、日本人教師が授業を担当しています。「大連日本語弁論大会」に参加し、毎年好成績を収めています。

 勉強のほか、ほぼ毎月1回演劇祭や体育祭、芸術祭などの行事があります。また、生徒たちの活動の中でも校内放送が盛んで、生徒たち自らが創作・編集した番組が放送されているそうです。

 余暇の過ごし方はなかなか勤勉です。受験競争が非常に厳しいため、生徒たちは寸暇を惜しんで勉強します。バイオリンやピアノ、絵画、スイミング、体操などの習い事をする生徒も多いようです。また、インターネットやパソコンに興味を持つ生徒もたくさんいます。

 日本に対するイメージは、昨今の日中間の政治問題を反映して厳しいもののようです。しかし一方では、日本語を学びたい、日本人と交流したいという生徒も多くいます。

財団法人世界の動き社発行月刊「世界の動き2006年1月号」より

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