世界の学校を見てみよう!

チュニジア
Republic of Tunisia

チュニジアの学校では今
Republic of Tunisia

「バカロレア」で大学が決定

(写真)学校全景

学校全景

 チュニジアには、9年間の基礎教育と、4年制の高校があります。天然資源の少ない国であるため、国として教育や人的資源の開発に力を入れています。一般的に国民も教育熱心で、高校進学率は70%以上です。最近の教育トピックスとしては、コンピュータ授業が重視されていることが挙げられます。全国各高校へのコンピュータ室設置が推進されているそうです。

 高校最後の学年末、全国の生徒が一斉に「バカロレア」という試験を受験します。これは上級学校進学のためのセンター試験のようなもので、生徒はその点数によって入学可能な大学や学部を選択し、10の大学の希望先を提出できます。各受験者の合格大学を決定するのは高等教育省です。

充実したスクールライフ

(写真)授業風景

授業風景

 首都チュニスに隣接するアリアナ市のチュニス・インターナショナル・スクールは、共学の公立高校。主に海外で教育を受けたチュニジア人子女や、当地に駐在する外国人子女が通っています。綿製で濃紺の上着の制服があり、私服の上に着用することになっています。生徒数は720名で、日本のように固定したクラスがあります。

 授業は月曜日から土曜日まで。授業時間は8時から18時までで、お昼休みが2時間あります。金曜日と土曜日は午前のみです。

 生徒たちが熱中しているのは、ダンス、インターネット、サッカーなど。学校はクラブ活動も活発で、学生たちはおおむね、満足したスクールライフを送っているといいます。みんな、「自分はどんな専門を持てばよいか」「どのような勉強をすればより快適な暮らしができるか」など、自分の将来の仕事や暮らしについて、真剣に考えています。

 日本についてのイメージは、優れた先進技術、清潔、いつも笑顔でいる、など。日本を訪問してみたいとは思うが、忙しそうなうえに、家が狭いので、生活したいとは思わないという生徒が多いようです。

財団法人世界の動き社発行月刊「世界の動き2005年12月号」より

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