世界の学校を見てみよう!

英国
United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland

英国の学校では今
United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland

教育が政府の最重要課題に

(写真)授業風景

授業風景

 英国の義務教育は、プライマリースクール(5~11歳)とセカンダリースクール(11~16歳)です。14歳以上では、いくつもある教科の中から、好きな教科を選んで受けることができます。ただし、ナショナルカリキュラムである数学・科学・国語の3教科は必修となっています。

 最も特徴的なのが、「統一試験制度」。セカンダリースクールの生徒は、学年が終わるたびに試験を受けます。また16歳で義務教育を修了すると、GCSEという試験を受けます。大学に進学するためには、この試験で高い成績をとることが必要です。大学進学希望者はさらに、Aレベルという2年間の受験コースで2~4科目に絞って勉強します。終了後にまた試験を受け、その結果を希望大学に提出するのです。

 また、英国の教育界では、最近さまざまな教育改革が行われています。たとえば、英語以外の言語をセカンダリースクールの教科に加えたり、学校の国際化を進めるなどです。さらにブレア首相は、教育を第一の課題として挙げ、大学進学率の向上を目指しています。

人気タレントは「ジェイミー・オリバー」

(写真)授業風景

授業風景

 一般的に、授業は午前8時半から午後3時半までで、土・日曜日は休みです。生徒はみんな、非常に真面目に勉強します。

 放課後は友達同士で集まり、おしゃべりをして過ごす生徒が多いようです。生徒が熱中しているのは、音楽、ファッション、食べ物、映画、スポーツなど。好きなものがそれぞれ違うので、日本の生徒ほど流行には左右されませんが、人気のあるアイドルグループに熱を上げる様子は、日本の生徒と変わりません。

 最近では、英国の給食の質の向上を訴えて、給食革命に火を付けたジェイミー・オリバーというシェフが、「クールな人」と生徒の間で人気を高めているそうです。

財団法人世界の動き社発行月刊「世界の動き2005年10月号」より

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