世界の学校を見てみよう!

イスラエル国
State of Israel

イスラエル国の学校では今
State of Israel

大学入学は兵役後

(写真)授業風景

授業風景

 イスラエルの教育制度は小学校6年、中学校3年、高校3年の6-3-3制です。とはいえ、中高一貫教育を目指す総合高等学校も多く存在します。

 日本と大きく違うのが徴兵制度の存在です。高校卒業時にあたる18歳から、男性は3年間、女性は20ヵ月間の兵役が義務づけられているので、大学への進学は通常、兵役後になります。しかも兵役後すぐに大学へ入るのではなく、アルバイトをしたり、海外旅行をしたりして、広く社会を見聞してから入学する人が多い傾向にあるため、大学で学ぶ生徒の年齢は日本より高いようです。

ヘブライ語のヒップホップが人気

(写真)校舎全景

校舎全景

 今回取材したのは、アシュドッド市にある共学の公立高校、ヴァヴ総合高等学校。7年生から12年生(中学1年から高校3年に相当)が学んでおり、全校生徒数は約1300人です。1クラスは通常30~40人ですが、各学年には別に、密度の高いカリキュラムを組む特別クラスがあり、これは約20人で構成されています。授業日は日曜~金曜日の6日間(ただし金曜は午前中のみ)、8時~13時30分まで。特別クラスの生徒は一度帰宅して昼食をとったのち、14時30分~16時まで追加授業を受けます。

 ユニークな科目として挙げられるのが、社会福祉。全学年で身体障害者介護などの社会福祉実習を学びます。

 地中海の沿岸が近いので、休日は海水浴やサーフィンが生徒たちの大きな楽しみになっているようです。また欧米のヒット曲が人気ですが、現在、特に、ヘブライ語歌詞のヒップホップが流行っています。スポーツでは、サッカー、バスケットボールなどのほか、乗馬も人気が高いそうです。

 「日本はハイテクの国」という印象を抱いている生徒が多く、また第二次大戦後に高度成長を遂げ、新たな国造りに成功したことに敬意を持ってくれているそうです。そのほか日本のアニメも放映されており、みんなよく見ています。

財団法人世界の動き社発行月刊「世界の動き2005年9月号」より

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