世界の学校を見てみよう!

シンガポール共和国
Republic of Singapore

シンガポールの学校では今
Republic of Singapore

義務教育制度を一昨年から導入

(写真)校舎全景

校舎全景

 シンガポールには、小学校6年、中学校4~5年、大学進学課程2年、大学3~4年と、中学校修了後に進学するポリテクニック(実務教育を行う3年制の専門学校)とよばれる学校があります。各学校卒業時に、次の段階への試験が行われ、進学の可否や進学する学校のレベルが決まります。このため、子どもたちは小学校の初等から進学を意識して勉強しているといいます。義務教育制度は一昨年から導入されましたが、すでにほぼすべての子どもが中学校までは進学しています。

 シンガポールでは、中華系、マレー系、インド系などの人が混在しているため、小学校1年生から共通語としての英語のほかに、それぞれの民族語(中国語、マレー語、タミール語)も学ぶことになっています。

生徒はみな勉強熱心

(写真)授業風景

授業風景

 シンガポール島の中心部にあるアンダーソン中学校は、生徒数1,475人の共学の公立校で、13~17歳の生徒が学んでいます。月曜日から金曜日までの週5日、午前7時20分から午後1時30分または2時30分まで授業が行われています。 全学年36クラスのうち、26クラスは中学課程を4年間で修了するコース、10クラスは5年間で修了するコースに分かれています。

 同校は、標準的な公立校ですが、比較的成績上位者が集まっています。学校の方針として科学教育に重点をおいており、理科系の選択科目が多く、課外活動として科学の自由研究サークルもあります。近隣の大学と提携して、大学生が中学生の指導にあたることもあるといいます。

 放課後には課外活動を行う生徒がほとんどで、休日には家庭教師をつけて勉強する生徒も少なくありません。

 日本のアニメや漫画などに興味を持っている生徒も多く、日本に好印象を抱いているようです。

財団法人世界の動き社発行月刊「世界の動き2005年3月号」より

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