授業を受ける生徒
ニカラグアの教育制度は、初等教育6年、中等教育5年、大学が4~5年となっています。
グラナダ県ナンダイメ市にあるホセ・ドローレス・エストラーダ自治中高等学校は、日本の中学1年から高等学校2年までにあたる5学年制の公立中高等学校で、約2,200名の生徒が学んでいます。授業は月曜日から金曜日の週5日、午前、午後の2交替で行われます。午前のコースは7時45分から11時45分まで、午後のコースは12時30分から15時45分までで、両コースとも、45分の授業が6時限あります。
昼休みに談笑する女子生徒
また、土曜日には社会人のためのクラスがあり、社会的な理由などで学校を中退せざるをえなかった人たちにも門戸を開いています。この土曜日クラスはレベルが高く、生徒はみな熱心に勉強し、市内で一番の成績を修める生徒もいます。
緑の豊かな校庭
授業は選択制ではなく、日本と同じようなクラス単位で行われています。以前は授業内容、使用するテキスト、授業の進行ペースなどが、政府によって細かく決められていましたが、今年からカリキュラムが変わり、授業の方法は先生や生徒に任されるようになりました。
放課後にはテレビやビデオを見たり、宿題の本を読んだりして過ごしています。野球やサッカーが盛んで、米国の映画やレゲエ・メレンゲなどのラテン音楽が流行しています。日本のテレビゲームも人気があり、日本に対しては、技術が進んだ国というイメージをもつ生徒が多いそうです。
財団法人世界の動き社発行月刊「世界の動き2004年10月号」より