世界の学校を見てみよう!

レバノン共和国
Republic of Lebanon

レバノンの学校では今
Republic of Lebanon

半数が海外へ留学

(写真)国際学士システムの授業風景/社会科・政治クラスの生徒

 レバノンの教育制度は、小学校5年、中学校4年、高等学校3年の、5・4・3年制です。義務教育は小学校だけですが、現在中学校の義務教育化も計画されています。

 首都ベイルートの郊外アインサッドにあるサジェス高校は、幼稚園から小学校、中学校、高校を併せ持つ、カトリック系の私立・共学校です。

 全校生徒は1,200人、一学年当り70人程度で、1クラスは30人までとなっています。レバノンでも有数の進学校として知られていて、ほとんどの生徒が大学に進学します。そのうちの約半数は、米国やヨーロッパなどに留学しています。

 授業は、月曜日から金曜日の午前7時50分から午後3時10分まで行われます。1コマ55分の授業が1日7コマ設けられていますが、その間、休憩時間は2回しかありません。

 同校の教育体系は独特です。レバノン・システム、アメリカ高校システム、国際学士システムの3つがあり、高校へ進む前に、生徒自身が卒業後に進学を希望する大学に応じて選択します。

大学進学は悩みの種

 生徒たちは、学校や生徒が計画して行う野外授業など、様々な活動を体験できるので学校を気に入っています。一方で、生徒の多くは、国の実施する全国共通試験や大学進学について悩んでいるといいます。

 放課後は、まっすぐ家に帰り、宿題をするのが一般的で、アルバイトや家の手伝いをする生徒は多くありません。

 日本と同様に、携帯電話はほとんどの生徒たちがもっているほか、パソコンやコンピューターゲームへの関心も高いようです。

財団法人世界の動き社発行月刊「世界の動き2003年11月号」より

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