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モザンビーク共和国
Republic of Mozambique

モザンビークの学校では今
Republic of Mozambique

低い進学率

(写真)授業を受ける生徒たち

 モザンビークでは、初等教育の前期5年、後期2年の7年間が義務教育。中等教育は前期3年、後期2年の5年間となっています。

 前期中等学校への進学率は低く、全国平均で7.6%(2000年)、首都マプトでも31.5%にすぎません。男女で比較してみると、マプトでは女子の後期中等学校への進学率への進学率が男子を上回っているものの、北部で男子の7.7%に対して女子が2.2%と、地方では、男性優先の伝統的な傾向がみられます。

エイズは身近な問題

 マプトにあるマシャケーネ中等学校は、全校生徒3,820人、後期初等学校も併せ持つ標準的な共学・公立中等学校です。

 教師と教室が不足しているので、午前の部(午前7時~午後12時10分)、午後の部(午後12時15分~午後6時10分)、夜間の部(午後6時15分~午後10時40分)の3部制で授業が行われています。

 夜間で学ぶ生徒の中心年齢層は18~21歳ですが、子どもの時に学校へ行けなかった大人も多数通っており、中には35歳以上の中学生もいます。非識字率が約60%のモザンビークでは、近年、大人の間でも教育の重要性が見直されつつあります。

 授業は、1時限45分。科目は、ポルトガル語、英語、歴史、数学、体育など10教科です。今年度から3学期制に変更したのに伴い、科目の評価が厳しくなり、生徒たちは困惑しているようです。

 放課後には、スポーツや伝統音楽の練習などのほかに、HIV/エイズの啓発(アドボカシー)活動に励んでいる生徒もいます。アドボカシー活動は、地域でも行われ、演劇を通じてエイズへの理解と関心を促しています。生徒たちの間でもエイズに関する悩みは多く、校内では非政府組織(NGO)の支援を受けた2つの団体が相談に応じています。

財団法人世界の動き社発行月刊「世界の動き2003年9月号」より

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