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ポルトガル共和国
Portuguese Republic

ポルトガルの学校では今
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日本語クラスを開設

(写真)生物の授業

 義務教育は、初等教育9年と、日本の高校に相当する中等教育3年の12年です。初等教育は、第1課程(第1~3学年)、第2課程(第4~6学年)、第3課程(第7~9学年)の3段階に分かれており、第3課程は、ちょうど日本の中学校に相当します。

 リスボンに近いカルナンデにあるカミロ・カステロ・ブランコ学校は、初等教育の第3課程と中等教育の生徒計900人が学ぶ、共学公立校です。

 授業は1コマ50分で、月~金曜日まであります。午前8時15分から昼すぎまでの午前コースと、午前コース終了後から午後7時までの午後コースの2コースに分かれているのが特徴です。

 また、生徒には社会問題への理解や、苦手とされる科目への興味を促す「環境プロジェクト」や「科学プロジェクト」は、同校ならではの取り組みです。さらに、「エイズ・プロジェクト」により、生徒に適切な性教育の実施とHIV/エイズの正確な知識の普及を行っています。

 同校は、1994年から大分県臼杵高校と姉妹校提携を結んでおり、日本人教師を招いて日本語クラスを開設しています。授業以外に、折り紙や書道などの日本文化紹介事業も行っています。この事業は、地元の新聞でも取り上げられました。

容認主義を反映

 校則は毎年改定され、年度初めに配布されます。最近では、携帯電話の普及に対応し、校則にも授業中の使用禁止が追加されました。破った場合は没収され、翌日、親が受け取りに呼び出されます。

 しかし、基本的は、生徒が校則を破った場合でも、生徒と教師が話し合い、理由が認められれば、罰せられません。革命以前は絶対厳守だったものが、容認主義に変わってきています。

 生徒の多くは、友だちと会うことができるので学校が好きだといいます。また、普段は、勉強や授業が嫌いなそぶりを見せているのですが、試験前には、よい点をとろうと、みんな懸命に勉強するそうです。

財団法人世界の動き社発行月刊「世界の動き2003年8月号」より

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