毎年、夏休みに行われるサイエンスキャンプ
教育制度は、日本と同様6・3・3・4制。中学校と高等学校は、併設されている学校がほとんどです。義務教育は6年間。現在、9年間に延長する法案が、国会で審議されています。
2000年現在、中学校進学率は82.8%、高等学校進学率は57.4%となっています。
バンコクにあるサムセンウィタヤライ高校は、6年制の中高一貫校。公立の共学校で、1学年15クラスもあり、生徒数は3,800人です。また、全国でもトップレベルのエリート校でもあります。高校1年に限って、学区外からの編入を受け入れており、編入試験には全国から生徒が集まってきます。
授業は、月曜日から金曜日の8時から15時まで。必修科目のほかに、ドイツ語、フランス語、日本語などの選択科目もあります。コンピュータの授業もあり、中学1年では必修、他の学年では選択科目になっています。
高等学校は、理系コースと普通コースに分かれています。理系コースの生徒たちは、宿題、予習、復習に追われ、休日や放課後なども遊ぶ時間はほとんどありません。一方、普通コースの生徒たちは、スポーツなどをして楽しんでいます。
スポーツでは、サッカーが一番人気。バレーボールやバスケットボールも盛んです。音楽では、ポップスやタイ音楽が流行しています。またコンピュータゲームも人気で、教材のキーボード操作訓練用ゲームに夢中の生徒が大勢いるほどです。
日本に対する関心も高く、音楽(Jポップ)、アニメーション、特に漫画は人気が高いようです。
財団法人世界の動き社発行月刊「世界の動き2002年12月号」より