モレフェ校長(右)と生徒たち
南アフリカの教育制度は小学校7年、中・高校5年、大学3年プラス1年となっています。
この国では、アパルトヘイト撤廃ののち、様々な面で改革が進んでいます。教育制度の改革も強力に推進されています。
ヨハネスブルク南西のソウェト(旧黒人居住区)にあるオルトモント高校は、普通制の公立校。男女共学で生徒数は1,060人です。
同校でも、改革の成果が現れ、生徒たちの勉強に対する意識が大きく変わりました。卒業後の進路など様々な制限がなくなり、大学を目指す生徒が増えているのです。以前は3割にも満たなかった大学入学資格試験(マトリック)の合格率は、昨年、7割以上に達しました。
授業は、月曜日から金曜日の、午前8時15分から午後3時まで。生徒たちは、放課後、サッカーやネットボール(バスケットボールに似た球技)、ダンス、家事手伝いなど、思い思いに過ごしています。特に、ソウェトではサッカーが盛んで、学校対抗トーナメントも開催されています。将来の夢で一番多いのも、プロサッカー選手になることです。
音楽では、欧米のダンスミュージックやR&Bのほか、南アフリカのポップス「クワイト」も人気があります。
日本については、経済大国というイメージをもっています。半面、テレビゲームや車などが日本とは結びつかない生徒も多いようです。
余談になりますが、サッカーのワールドカップに出場した南アフリカの代表は、三重県上野市で事前合宿をしました。その時の歓迎ぶりは、南アフリカのマスコミにも取り上げられました。
財団法人世界の動き社発行月刊「世界の動き2002年7月号」より