アンケートに答えた10、11年生の生徒たちと教師
ウズベキスタンの教育制度は初等教育4年、中等教育7年で、初等・中等学校は一貫教育です。学費は無料で、就学率は90%以上となっています。9年間の教育を受けた後、大学進学のための「リツェー」と呼ばれる高等学校や職業訓練に進むこともできます。
タシケントにある第257番校は、一般的な初等・中等学校です。生徒総数は1240人、1クラスの人数は平均36人、1学年のクラス数は3~5クラス。制服はありません。女子生徒はジーンズ姿が多いのですが、男子生徒の中にはネクタイを締めてきちんとしたファッションもみられるなど、思い思いの制服で通学しています。
選択科目はなく、必修の17科目の中には法律や経済の基礎など専門的な科目や、職業訓練校で、機械の修理や組み立ての技術を学ぶ科目もあります。また最近、日本の援助でコンピュータが導入され、授業で活用されています。
授業は月~土曜日まで。日曜日と祭日のほか、10月に1週間、1月に2週間、4月に1週間の休暇があり、6月~8月は夏休みです。
放課後はバスケットボールなどのスポーツをしたり、演劇サークルの活動やディスカッション・コンクールの準備など、学校関連の活動をして過ごします。生徒の間で流行しているのは音楽で、ウズベキスタンのポップミュージックや欧米の音楽が人気です。
ウズベキスタンに塾はなく、家庭教師とともに勉強をするのが一般的です。夏休みは学校のキャンプに参加したり、家族と別荘に出かけるなど、避暑地で過ごす生徒がほとんどで、アルバイトをする生徒は少ないようです。
財団法人世界の動き社発行月刊「世界の動き2002年4月号」より