世界の学校を見てみよう!

ウルグアイ東方共和国
Oriental Republic of Uruguay

ウルグアイの学校では今
Oriental Republic of Uruguay

入学試験がなく、公立校は学費無料

(写真)アンケートに答える15から17歳の高校生

アンケートに答える15から17歳の高校生

 中南米諸国の中でも高い識字率を誇るウルグアイ。教育制度は、初等教育が6学年、中等教育6学年で、その前半3年までの計9年間が義務教育です。

 大学の入学試験はなく、高等課程において主要科目で及第すれば進学できます。公立学校は学費が無料なので、近年、家庭の事情で公立の高校や大学に進む生徒が多くなっています。

 授業は月曜日から金曜日。始業・終了時間は午前7時30分〜午後1時30分、午前8時〜午後1時などや、午後4時〜8時という夜の部など、学校によって異なります。

 公立・私立学校とも1クラス20人〜30人、1学年は3〜4クラスとなっています。

(写真)モンテビデオ第4高等学校(公立)

モンテビデオ第4高等学校(公立)

 公立高校では制服を着用すること以外、髪形やアクセサリーなどの規則は設けていない学校がほとんどです。制服がない学校もありますが、私立カトリック系の学校では、長髪やピアスを禁止しているところもあります。

 男子生徒の多くは放課後、国民的スポーツであるサッカーをして過ごします。

 いろいろな友人ができる、有意義な勉強ができる、といった理由で、生徒たちは学校生活にも満足しているようです。

マテ茶の回し飲みが親愛の証し

 ウルグアイはアルゼンチンと並んでタンゴの発祥地といわれていますが、若者の間ではクンビアと呼ばれる、キューバ生まれのサルサ風の音楽が人気です。

 夏季は夜8時くらいまで明るく、休日にはラプラタ川沿いの芝生や空き地で、サッカーなどのスポーツをする姿がみられます。

(写真)サッカーを楽しんだ後で

サッカーを楽しんだ後で

 また、ウルグアイではマテ茶を飲む習慣があり、若者もラプラタ川沿いの歩道を、マテ茶を手に散歩している姿をよくみかけます。仲間の間では同じ容器、ストローでマテ茶を回し飲みすることが、親しさの証となっています。

 南半球に位置するウルグアイの夏季休暇は、通常12月半ばから2月末。若者たちはラプラタ川沿いの砂浜で日焼けをしたり、ビーチバレーを楽しみ、その後ディスコへ。自由な雰囲気を謳歌しています。

 日本に対してはテクノロジーが発達している、教育制度がよい、勤勉で多くの仕事がある、といった印象をもっています。日本の国民や習慣、文化、伝統について興味をもっている生徒も多いようです。

財団法人世界の動き社発行月刊「世界の動き2001年3月号」より

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