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アラブ首長国連邦
United Arab Emirates

アラブ首長国連邦の学校では今
United Arab Emirates

男子校の生徒は約9割が外国人

(写真)授業風景(アル・ムタナビ高校)

授業風景(アル・ムタナビ高校)

 アラブ首長国連邦の教育制度は、6・3・3・4制で、義務教育は小学校の6年間です。しかし、その後、中学、高校へ進学するのが一般的で、最近では、大学への進学率も高くなっています。

 また、昔からアラビア半島を移動しながら生活していたベドウィン(遊牧民)の習慣と、イスラム教の戒律により、小学校から男女別の学校に通います。

 アル・ムタナビ高等学校は、アブダビ市内にある公立の男子校。生徒数は1,000人で、生徒の約9割が、アラブ諸国を含めた外国人となっています。1学年は約10クラス、1クラスの生徒数は30人です。

(写真)アル・ムタナビ高校の正門

アル・ムタナビ高校の正門

 科目は、アラビア語、英語、数学、化学、歴史、哲学、公民、技術・家庭、イスラム教など14科目で、2年生から理系と文系に分かれます。

 パレスチナ高等学校は、アブダビ市内の公立の女子校で、生徒数は850人。1学年は9クラス、1クラスの生徒数は約30人です。

 科目は、アル・ムタナビ高校とほとんど同じですが、2年生からのコース分けはありません。

女子の外出は常に家族が同伴

 同国では、健康管理のため、午後3時~5時まで昼寝をする習慣があり、男子校は午後1時、女子校は午後2時35分に授業が終わると、生徒は帰宅後、昼食を食べ、昼寝をします。

 その後、生徒たちは宿題や復習などの勉強をしています。そのほか、男子生徒はサッカーや水泳などのスポーツを楽しんだり、友達に会いに出かけます。一方、女子生徒は読書や電話でのおしゃべり、お祈りなど、室内で過ごすことが多いそうです。

(写真)パレスチナ高校の朝礼の様子

パレスチナ高校の朝礼の様子

 女子は男子に比べて、1人で外出する自由がなく、外出するときは、家族と一緒。週末には、家族や親戚とともに、ピクニックに出かけます。

 長期休暇は両校とも、夏休みが7月から8月の約2ヶ月、冬休みが約15日。男女とも、海外や国内各地へ旅行に出かけます。女子生徒の中には、語学学校などカルチャースクールに通う生徒もみられます。

 日本については、産業・科学の分野で世界をリードする先進国という、共通のイメージがあります。女子生徒は、勉強する環境が整った、教育に熱心な国という印象をもっているようです。

財団法人世界の動き社発行月刊「世界の動き2000年11月号」より

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