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トリニダード・トバゴ共和国
Republic of Trinidad and Tobago

トリニダード・トバゴの学校では今
Republic of Trinidad and Tobago

国内最古の伝統校

(写真)授業風景

授業風景

 トリニダード・トバゴの教育制度は、英国をモデルとしており、初等教育が7年間、中等教育が5年間。義務教育は初等教育までで、公立校の学費は、初等教育、中等教育ともに無料です。約8割の生徒が中等教育に進学しますが、そのためには、共通試験に合格しなければなりません。

 ポートオブスペイン市内にあるクィーンズ・ロイヤル・カレッジは、国内で最も古い伝統のある中等学校です。公立校は男女共学が一般的ですが、伝統校は英国式に男女別になっており、同カレッジも男子校です。同校に入学するための競争率は高く、比較的裕福な家庭の子弟が多いのが特徴です。

(写真)コンピュータールームで

コンピュータールームで

 生徒数は約800人で、1学年は4クラス、1クラスの生徒数は約30人です。授業は月曜日から金曜日まで。

 最初の3年間は必修クラス制度で、後の2年間は英語、数学の2科目が必修、5~7科目を各自で選択します。ユニークな科目としては、カリブ史、ヨーロッパ史、会計学原論、ビジネス学原論などがあります。

 学校のモットーは、「たとえ優勝するのは1人だけであっても、目標に向かっての努力こそ、真に大切である」というものです。

統一試験が悩みの種

 大学入試資格を取得するための統一試験が、生徒たちの悩みです。放課後は、課外授業や補習授業を受けています。また、細かな校則や規則が多く、それに対する不満を感じている生徒もいます。

 生徒が熱中していることは、ゲームやファッション。異性に対する関心も高いようです。スポーツでは、旧英国領の影響で、クリケットが盛んです。

 休日は、友人と会っておしゃべりをしたり、ゆっくり寝るなど、リラックス。また、読書やテレビを見て過ごしています。

(写真)由緒ある建物クィーンズ・ロイヤル・カレッジの外観

由緒ある建物クィーンズ・ロイヤル・カレッジの外観

 長期休暇は、7月上旬から9月上旬までの8週間が夏休み、12月下旬から1月中旬までの3週間がクリスマス休暇、4月中旬の2週間が学期末休暇です。

 日本については、人口過密、経済的に不安定というイメージがあるものの、教育と産業面でのパイオニア、文化と伝統に満ちた国という印象をもっています。

 また、いつも発明品を作り出す、知的レベルの高い国というイメージがあります。米国へ留学できなかったら、日本でロボットについて学びたい、と答える生徒もいました。

財団法人世界の動き社発行月刊「世界の動き2000年7月号」より

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