パスポート

IC旅券FAQ(よくある質問)

平成22年1月

日本のIC旅券

IC旅券の申請手続

IC旅券の利用

IC旅券の安全対策

ICチップの破損

米国のビザ免除要件

その他


日本のIC旅券

Q ICチップには何が記録されるのですか。指紋も記録されますか。

A 日本が導入したIC旅券に記録される生体情報は、ICAO(国際民間航空機関)が策定したIC旅券の国際標準において必須と規定されている顔画像・国籍・氏名・生年月日・旅券番号など旅券面の記載事項が記録されます。しかし、指紋は記録されません。なお、いくつかの国では、指紋を記録しており、また、虹彩情報を記録するための研究が進められています。

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Q IC旅券になると、今持っている旅券をIC旅券に変えなければいけないのですか。

A 現在お持ちの旅券は有効期間満了まで使用することができますので、切り替える必要はありません。
(米国への渡航については、米国のビザ免除要件を御参照下さい。)

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IC旅券の申請手続

Q IC旅券の申請方法はこれまでと変わりましたか。

A 申請手続は大きく変わりませんが、以下の点が変更になりました。

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Q 2006年3月20日から写真の規格が変わったとのことですが、古い規格で申請するとどうなりますか。

A 旧規格の写真も許容する措置は、2006年9月19日をもって終了しましたので、旧規格の写真はパスポート申請用写真として使用できません。新規格の写真をご使用下さい。

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Q 申請から交付までの期間は長くなったのですか。

A 交付までに要する期間は以前と同じです。

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Q 1年以上有効期間のある現行旅券からIC旅券に切り替えることはできますか。また、その時の手数料は減額されますか。

A IC旅券に切替申請することはできますが、残りの有効期間はIC旅券の有効期間に加算されません。この場合、本来の有効期間満了まで使用できる旅券を、御本人の意思で切替申請されることになりますので、通常の手数料をお納めいただくことになります。

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IC旅券の利用

Q IC旅券になると空港などの審査が速くなるのですか。

A

  1. IC旅券をどのように活用して本人確認するかは各国の入国管理当局の判断によりますが、IC旅券の利用方法としては以下のことが考えられます。

    (1)これまでと同じように、入国審査官が旅券の顔写真と本人を見比べて同一人であることを確認する。
    (2)ICチップの画像を読み出してディスプレーに表示するとともに、本人及び旅券面の写真とを入国審査官が目視により比較し、同一人であることを確認する。
    (3)本人の顔をカメラで撮影しICチップの画像と機械により照合することで、入国審査官の目視確認を支援する。
    (4)IC旅券を利用して出国・帰国審査を自動化する。

  2. 上記1.(2)~(4)の利用方法については機器の開発や設置などの準備を必要とするため、直ちに入国審査を迅速化することは困難でしょうが、少なくとも(2)の機器が設置されることにより、旅券の真正性の判断(偽造や改ざんがなされていないことの確認)が容易になり、その点に関しては審査がスピードアップする可能性はあるでしょう。

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Q ほかにIC旅券を持つことのメリットは何かありますか。

A 偽造や改ざんが困難なIC旅券を持つことにより、万一、旅券が盗難にあっても、貴方の身分を装った不正使用に対する抑止効果が期待されるのです。その結果、日本国旅券の信頼性が向上し、出入国手続がスムーズになるとともに、我が国に対する査証免除の維持や拡大につながることが期待されます。

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Q IC旅券で外国に入国するとき、その国にICの読み取り装置がなかった場合は、審査に時間を要したり、入国できないということにはなりませんか。

A 読み取り装置がない場合は、入国審査官がIC旅券もその他の旅券も同様に審査を行いますので、IC旅券であるために不利益を被るような扱いを受けることは考えられません。

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IC旅券の安全対策

Q ICチップに記録された個人情報が知らない間に読み取られることはありませんか。

A ICの情報を読み取るためには、写真のあるページの下部に印刷されている数字やアルファベットをパスワードとして入力する必要があります。カバンやポケットに入れて旅券を閉じている状態では第三者にはパスワードが分からないため、ご本人の気付かない間に読取り装置を通信可能域(10センチメートル以内)に近づけられても、ICの情報が読み取られることはありません。

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Q IC旅券を持っていることにより、GPSのように行動を追跡されることはありませんか。

A IC旅券は読取り装置に載せている間だけ、一時的に通信状態となるだけで、しかもその通信可能領域は仕様上10センチメートル以内(実際には3センチメートル程度)と極めて狭いため、特定のIC旅券を追跡するのは困難と言えます。

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Q 私はペースメーカーを装着していますが、ICチップからいつも電磁波が出ているのではないか心配です。

A ICに記録された情報を読み出すために旅券冊子を読取り機にかけた時以外、電磁波は発生しません。なお、旅券の交付を受ける時に読取り機にかけますが、電磁波は極めて微弱なものとなっています。

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Q IC旅券を身分証明書として民間企業(旅行代理店等)に提出した場合、ICチップに記録された個人情報は読み取られるのでしょうか。NEW

A  旅券のICチップの仕様はICAO(国際民間航空機関)が作成した国際標準に準拠しており、その技術情報は一般に公開されていることから、民間企業においてもIC旅券の読取装置の調達は可能であり、この装置を保有する者であればICチップの情報を読み取ることは可能です。
 旅券のICチップに記録された情報は、旅券の写真のあるページに印刷されている個人情報と同じものであり、旅券冊子をコピーするのと同様に読取装置の保有者はその読み取りデータを蓄積することも可能です。
 旅行会社、航空会社等の事業者が旅券のICチップのデータを読み取って蓄積する場合には、個人情報保護法に基づき個人情報の利用目的等を旅券の所持人に通知するか、又は公表する必要があります。コピーと異なり、ICチップの記録はデジタル・データであり、読み取った情報の収集や転用が容易であることから、空港の出入国管理以外の場所でIC旅券データの読み取りを前提に旅券の提出を求められた場合には留意が必要です。

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ICチップの破損

Q もし、出入国審査時にICチップが壊れていることが分かったときはどうなりますか。

A ICチップに書き込まれた情報は旅券面の情報を電磁的に記録したものです。IC旅券はICチップの情報と券面情報を比較して偽変造の有無を確認することができますが,ICの情報を見なくともこれまでどおりの審査を実施することができます。したがって何らかの事情でICの情報を読み出すことができなくとも,それのみをもって旅券が無効になるわけではありません(情報が読み出せない原因がICチップの破損なのかリーダーの不具合なのか即座に判断することも困難です)。ICAO(国際民間航空機関)の認識もICチップは身分事項ページに記載された券面情報を補助する位置付けです。しかし,故障の場合,ICAOガイドラインでは慎重に審査する取扱いとなっており,入国審査等に時間を要することも考えられます。

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Q ICチップが壊れたときは新しい旅券と交換しなければなりませんか。

A 上記のとおりICチップが作動しなくなっても旅券として無効になるわけではありませんが,ICチップの損傷が確認され,あるいは,ICチップ本体やチップの入った頁(シート)が破損等したときは,航空機への搭乗手続や出入国及び査証審査におけるトラブルを回避する観点から,新しい旅券への切替についてご検討ください。

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米国のビザ免除要件

Q 2006年10月26日から、IC旅券でないとビザなしで米国へ入国できなくなったのですか(短期滞在)。

A 2006年10月26日以降に発給される旅券がIC旅券でない場合には、短期滞在目的でも米国に入国するためにはビザ(査証)が必要となりますが、その前日までに発給された旅券は、IC旅券でなくても機械読み取り式旅券であれば(日本国内で発行された日本旅券は全て機械読み取り式旅券です)、その後もビザなしで米国に入国することができます。我が国は2006年3月20日の申請分からIC旅券の発給を開始しているため、いずれにしても問題は生じません。但し、一部の在外公館において2006年3月19日までに申請された旅券には機械読み取り式旅券でないものがありますので御注意下さい。

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Q 米国のほかにIC旅券でないと入国が制限される国はありますか。

A IC旅券でないとビザを要求する旨発表している国は、現在のところ米国(ただし、2006年10月26日以降に発行される旅券のみ)以外にはありません。

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その他

Q IC旅券の保管に際して、磁気の他、注意しなければならないことはありますか。

A パスポートをタンス等に入れて保管されている方もいると思われますが、その際、長期間、防虫剤と一緒にして保管している場合、防虫剤の影響により、パスポートのラミネートが変色する可能性がありますので、防虫剤とは一緒に保管しないようにして下さい。ラミネートが変色している旅券で渡航すると入出国審査において問題が生じる可能性があります。

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Q IC旅券の保管に際しての注意事項として、「磁気の強い場所は避けてください」とありますが、どの程度の磁気なら大丈夫なのですか。

A 日常生活において利用されている磁石及び携帯電話等の電子機器類が発する磁気が、IC旅券のICチップの動作に悪影響を与える可能性はほとんどありません。磁気ネックレス(健康器具)やハンドバッグの留め金等に使用されている磁石の4~10倍の強さの磁気に触れてもICチップが壊れないように、IC旅券は作られています。ただし、微弱な磁気であっても、長期間テレビの上などに放置するなど、磁気を受け続けるような状態におくことは避けた方が望ましいため、ICページに注意書きを記載しています。

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Q 旅券の身分事項のページ(写真のページ)内の「型/タイプ」の欄に「P」と表示されていますが、これはどのような意味ですか。

A 「P」は旅券の英語表記「パスポート:Passport」の頭文字「P」を取り、これが旅券(パスポート:Passport)であることを意味しています。出入国審査では、旅券の身分事項ページ下段のアルファベットと数字2行で記載されている情報を機械で読み取ります。この2行の先頭に「P」が記載されており、この「P」を読取って旅券であることが認識されます(ただし、写真をそのまま貼るタイプの非機械読取旅券にはこの2行の情報が印刷されていませんので、機械処理されません。)。機械読取旅券はICAO(国際民間航空機関)で国際標準として制定され、日本の全ての旅券に「P」と記載されています。「P」の他には、旅券上の表記ではありませんが、査証(ビザ:VISA)を意味する「V」などがあります。また、日本は「P」一文字ですが、国によってはPDやPMのように、2文字を用いている場合もあります。

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