在外公館医務官情報

アメリカ合衆国(ホノルル)

2015年4月1日

1.国名・都市名

 アメリカ合衆国(ハワイ州ホノルル市)(国際電話番号 1)

2.公館の住所・電話番号

3.医務官駐在公館

4.衛生・医療事情一般

(1) 気候:年間を通じて北東からのトレードウインド(貿易風)のために快適な気候です。冬季には降水量が多くなり,朝夕は肌寒いこともあります。

(2) 医療事情:医療水準は概して良好ですが,救急車の利用,医療機関の受診方法等,日本と異なる点があるので注意を要します。 救急車を利用する際には,911に電話連絡しますが,日本と異なり有料になります。救急車内での処置のレベルによって料金が異なります。毎年10%以内の料金の変更がありますが,2014年では移送だけで375ドル,高度の救急処置が必要な場合には450ドルまで料金に幅があります。また,医療機関を受診する際には,電話で予約を入れるのが一般的で, 専門医に診てもらう場合日本と異なり,かかりつけ医をまず受診し専門医を紹介してもらいます。 ホノルルには日本語で受診できるクリニックもありますので受診は比較的容易です。 夜間や休日の診療は,24時間体制のクリニック(ワイキキにあるDoctors on Call等)が受診でき,必要に応じStraub 病院等を紹介してもらえます。医療費は日本に比べ非常に高額で,ICUへの入院や手術となると1,000万円を超えることも稀ではありません。 クレジットカード付帯の保険では不十分なことが多く,日本を発つ前に海外旅行傷害保険に加入することをお勧めします。 その場合,万が一に備え,治療費を無制限にするのが望ましいと考えます。

(3) 旅行者向けの血液透析施設:ホノルル市内には旅行者が利用できる血液透析施設があり,そのための手続き,通訳等を支援するエージェントもあります。

(4) ハワイ州の飲料水は一般に安全とされています。ハワイの軍関係施設以外では、水道水にフッ素は添加されていません。

5.かかり易い病気・怪我

(1) 感染症

 ハワイ州の川や淡水湖では,レプトスピラ症の感染リスクがありますので,川や湖での水遊びは控えるべきです。 季節性インフルエンザの流行やノロウイルスによる食中毒も散見されます。

(2) クラゲ刺傷

 ハワイ州には2種類のクラゲ(カツオノエボシ,アンドンクラゲ)による刺傷事故がしばしば起こります。満月から9~12日後の夜から午前中に多く発生します。JELLYFISHとクラゲ注意標識が出ている際には、注意が必要です。クラゲに刺されたら,素手で処理せずタオル等で刺胞を除去してください。広い範囲で赤く腫れあがったり痛みが強く全身状態が悪い場合には、至急医療機関へ受診することをお勧めします。

(3) シガテラ毒による食中毒

 磯等で釣った魚で,食中毒(神経症状,胃腸症状,関節・筋肉痛などの症状)を起こすことがあります。 シガテラ毒は加熱調理しても分解されませんので,注意が必要です。

(4) 事故

 当地は左ハンドルで交通法規も日本と異なる点があります。特に、車は赤信号でも右折できるため、自転車を利用する際や歩行者は十分注意が必要です。また,サーフィン中に転倒し岩や珊瑚礁で頭を強打したり、シュノーケリング等の遊泳中の水難事故も少なくありません。 無理な日程での行動は控え,体調を整えましょう。

6.健康上心がける事

(1) 強烈な紫外線による急な日焼けに注意し,眼の保護のため帽子,サングラスの着用をお勧めします。

(2) 日本からのフライトは夜行便で,しかも日本とは5時間(正確には19時間)の時差があるため睡眠不足に陥りやすいので,余裕のある日程で行動してください。

7.予防接種

現地のワクチン接種医療機関等についてはこちら(PDF)

(1) 渡航の際に要求される予防接種証明等はありません。

(2) 現地の小児定期予防接種一覧

現地の小児定期予防接種一覧
ワクチン名 回数 1回目 2回目 3回目 4回目 5回目
B型肝炎(HepB) 3 出生時 1~2ヶ月 6~18ケ月    
ロタウイルス(RV) 3 2ヶ月 4ヶ月 6ヶ月    
DTaP ※1 5 2ヶ月 4ヶ月 6ヶ月 15~18ヶ月 4~6歳
インフルエンザb菌 (Hib) 4 2ヶ月 4ヶ月 6ヶ月 12~15ヶ月  
肺炎球菌(Pneumococcal) 4 2ヶ月 4ヶ月 6ヶ月 12~15ヶ月  
ポリオ(IPV) 4 2ヶ月 4ヶ月 6~18ヶ月 4~6歳  
MMR ※2 2 12~15ヶ月 4~6歳      
水痘(Varicella) 2 12~15ヶ月 4~6歳      
A型肝炎(HepA) 2 1歳~(2回)        
髄膜炎(Meningococcal) 1 2~6歳        

※1:DTaP(ジフテリア・破傷風・百日咳の3種混合ワクチン)

※2:MMR(麻疹・おたふく風邪・風疹の混同ワクチン)

季節性インフルエンザワクチン:生後6ヶ月から毎年接種します。

米国ではBCGの接種はありません。

(3)小児が学校に入学・入園する際に必要な予防接種・接種証明

 上記のワクチン接種記録とツベルクリンテストの結果(結核感染の有無)の提出を求められます。

9.病気になった場合(医療機関等)

(ホノルルの医療機関)

<クリニック>

(1) Doctors on Call(ストラウブ病院の経営の24時間対応クリニック)

住所:シェラトン・ワイキキ・ホテル 2255 Kalakaua Ave.

電話:(808) 971-6000, 日本語ライン;(808) 923-9966(午前7時~午後11時)

(2) 聖ルカクリニック(内科,外科,内視鏡外科,婦人科,整形外科,心療内科)

住所:1441 Kapiolani Blvd, Site 2000,アラモアナ・ショッピングセンター近く

電話:(808) 945-3719 日本人医師が診療を担当

診療受付時間:月曜~金曜(8時30分~12時,13時~16時),土曜(8時30分~12時)

(3) ワイキキ緊急医療クリニック(総合医療,休日も診療可)

住所:2155 Kalakaua Ave,バンク・オブ・ハワイビル内308号室

電話:(808) 924-3399

診療時間:月曜~金曜(8時30分~19時),土曜・休日(8時30分~17時)

<病院>

(1) ストラウブ病院 (Straub Clinic & Hospital)

住所:808 South King Street, Honolulu

電話:(808) 522-4000

(2) クイーンズ病院 (The Queen's Medical Center)

住所:1301 Pnchbowl Street, Honolulu

電話:(808) 538-9011

(3) クアキニ病院 (Kuakini Medical Center)

住所:347 North Kuakini Street, Honolulu

電話:(808) 536-2236

(4) カピオラニ病院 (Kapiolani Medical Center for Women & Children)

住所:1319 Punahou Street, Honolulu ※産婦人科,小児科専門病院

電話:(808) 983-6000

<救急外来>

上記の病院に付随した救急外来は,予約なしでも受診できます。

救急車(有料)を呼ぶ時は,ダイアル911(オアフ島)に依頼して下さい。

(ハワイ島・ヒロの医療機関)

ヒロ・メディカルセンター(Hilo Medical Center)

住所:1190 Waianuenue Ave, Hilo

電話:(808) 932-3000

(ハワイ島・コナ地区の医療機関)

コナ・コミュニティー・ホスピタル(Kona Community Hospital)

住所:79-1019 Haukapila Street Kealakekua

電話:(808) 322-9311

(マウイ島の医療機関)

マウイ・メモリアル・メディカルセンター(Maui Memorial Medical Center)

住所:221 Mahalani Street, Wailuku

電話:(808) 244-9056

(カウアイ島の医療機関)

ウィルコックス・メモリアル・ホスピタル(Wilcox Memorial Hospital)

住所:3-3420 Kuhio Highway, Lihue

電話:(808) 245-1100

9.その他の詳細情報入手先

 総領事館ホームページ:http://www.honolulu.us.emb-japan.go.jp/index_j.htm別ウィンドウで開く

10.現地語・一口メモ

 主要言語英語をご参照ください。

 ホテル滞在中に医療機関を探す場合,まずはホテルのレセプションにお問い合わせ頂くと,適切なアドバイスが得られるもの場合があります。

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