安倍総理大臣

安倍昭恵総理夫人のインド訪問(概要)

平成26年1月26日

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1月25日~27日,安倍総理夫人は総理とともにインドを訪問したところ,訪問の概要以下のとおりです。総理夫人は,教育や福祉等の分野において,日本語を学ぶ学生,現地で活躍する日本人女性,障害者施設の訪問等を通じ,多くの人々と交流し,日本とインドとの友好関係が一層深化することへの期待を伝えました。
 
訪問先等一覧

1月25日
(1)「昭恵文庫」贈呈式
(2)インドで活躍する日本人女性との懇談
(3)コール・インド首相夫人との懇談
 
1月26日
タマナ財団「希望の学校」視察
 
概要

1 「昭恵文庫」贈呈式 (1月25日)

 総理夫人は,大使公邸にて,アニタ・シャルマ・デリー大学東アジア研究科長,アニタ・カンナ・ネルー大学日本語学科長及び両大学の教員・生徒の来訪を受け,安倍総理から寄贈された書籍を含む日本関連書籍や日本語教材を「昭恵文庫」として贈呈しました。贈呈式の冒頭においては,総理夫人から両大学に対し,日本と極めて縁の深い大学として日本とインドの架け橋の役割を担っていることへの感謝とインドにおける日本語教育の一層の発展への期待を伝えました。また,「昭恵文庫」が,一人でも多くの学生が日本や日本語に対する関心や知識を高め,日本の文化や心について知るためのきっかけとなることを願っている旨述べました。

 贈呈式の後,出席者と懇談を行い,総理夫人から出席した学生に対し日本語を学ぶこととなったきっかけを尋ねたのに対し,学生からは,日本のアニメや伝統文化への関心,日印関係が深化していることによる将来的な可能性などが挙げられました。また,時間を守ることや厳しい品質管理といった日本人の良いところを学んでインド社会をよくしていきたいといった声が聞かれました。総理夫人からは,学生に対し,日本語の学習を継続してインドの方々に日本の良いところを紹介し日本ファンを増やして頂きたいと述べ,学生からは日印交流の架け橋となることへの希望を伝えました。

2 インドで活躍する日本人女性との懇談 (1月25日)

 総理夫人はインドで活躍する日本人女性5名と懇談を行いました。土木,国際機関,日本語教育といった幅広い分野において活躍する出席者から,それぞれの活動状況について説明がありました。デリー・メトロの建設に携わる出席者からは,インドで女性職員として働くことの苦労や,自身がインド人女性のロール・モデルとなり,インドにおける女性の社会進出が進むことを希望しながら日々働いているとの考えが述べられました。インドにおける女性の社会進出の現状については,出席者から,デリー・メトロの女性専用車が,これまで一人では外出できなかったインド人女性達の行動範囲を広げつつあるといった事例も紹介されました。最後に,総理夫人から出席者に対し,厳しい環境の中ではあるが,今後ともさらなる活躍をお祈りする旨を伝えました。

3 コール・インド首相夫人との懇談  (1月25日)

 総理夫人は,ハイデラバード・ハウスにて,コール・インド首相夫人と懇談を行いました。総理夫人から,インド再訪と昨年5月のシン首相夫妻の訪日以来のコール夫人との再会を嬉しく思うと述べ,また,昨年12月の天皇皇后両陛下のインド御訪問に際しての温かいもてなしに対する謝意を伝えました。コール夫人からは,天皇皇后両陛下への拝謁の機会を賜ることができ光栄であった旨述べました。また,安倍総理夫人から,インドで活躍する日本人女性の例を紹介したのに対し,コール夫人から,女性の社会進出促進のため,インド国内において女性のエンパワーメント(能力強化)の重要性について理解が必要である旨述べ,両夫人は,社会における女性に対する価値観を変えるために教育をしっかりと行うことが重要であるとの認識を共有しました。

4 タマナ財団「希望の学校」視察 (1月26日)

 総理夫人は,デリーにあるタマナ財団「希望の学校」を視察しました。同財団は,幅広い年齢層の知的障害者や自閉症者の教育や自立支援活動に取り組んでおり,学生の社会的・経済的自立のため,学生が職業訓練活動で製作したアクセサリーやブロックプリント,スパイスの袋詰めなどの製品の販路開拓も積極的に行っています。

 総理夫人訪問の際には,まず歓迎セレモニーとして生徒による歌と踊りが披露され、中には日本の歌に会わせた踊りもありました。総理夫人からは,心温まる歓迎に感謝の意を伝え、全ての子供たちには役割があり,障害を持つ子供達は,人に大きな感動と幸せを与えることができることを改めて実感したこと,そして帰国後は,日本の人々にそのことを伝えていきたいと述べました。

 その後,職業訓練棟において,生徒達による包装紙の作成,製菓,アクセサリー作り,スパイスの袋詰め,粘土製品製作を視察し,ブロックプリントによる包装紙の作成作業を体験するとともに,障害児が近隣の貧困地域の子供達(健常児)と一緒に学ぶ「リバース・インテグレーション」の授業を視察しました。

 視察後は,タマナ財団のチョナ代表ほか学校関係者と懇談し,障害者教育について意見交換を行いました。チョナ代表から,今回の総理夫人の訪問が,財団の活動にとって大きな励みとなったこと,今後,日本の特別支援学校と交流していきたいと考えており,特にスピーキングやセラピーの分野で優れた日本の知識や技術を学びたいとの希望が伝えられました。

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