カンボジア王国
日・カンボジア首脳会談

平成27年11月21日

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本21日午前10時から約20分間,安倍晋三内閣総理大臣は,ASEAN関連首脳会議の場にて,フン・セン・カンボジア王国首相(Samdech Akka Moha Sena Padei Techo Hun Sen、 Prime Minister of the Kingdom of Cambodia)と会談したところ,概要以下の通りです。

1 二国間関係

冒頭,安倍内閣総理大臣より,7月の日メコン首脳会議参加のために訪日された際には自分の地元・山口県下関を御訪問頂き感謝する,それから半年も経たない内に再会でき嬉しい。総理より、カンボジア政府が近隣国との連結性強化を重視していると承知、そのために国道5号線整備のために約170億円の円借款供与を決定した、今後フン・セン首相とともに両国の関係発展のために努力していきたい旨述べました。また,安倍総理より,「積極的平和主義」に対する御支持に感謝する旨述べました。
これに対し,フン・セン首相より,安倍総理と再会でき嬉しい,本年3度目の会談であり、シンガポールとジャカルタでお会いしたのを含めると5回目である、日本の連結性への支援に感謝する,日本がカンボジアやメコン諸国のために様々な約束をいただいていることをよく覚えている。また,総理の地元を訪問でき嬉しく思う、そこでも両国関係強化のため、様々な仕事をした旨述べました。また、同首相より,貴総理よりの説明に感謝、ご理解いただいているとおり、日本の「積極的平和主義」に何の憂慮も抱いておらず、日本が地域でより大きな役割を果たされることを歓迎している旨述べました。

2 海洋の問題

安倍総理より,南シナ海の安定について,我が国も重大な関心を有し,「海における法の支配」の原則に基づく平和的解決を重視している,大規模な埋立てや拠点構築、その軍事目的の利用等の一方的な現状変更を深刻に懸念している旨述べました。
これに対し,フン・セン首相より,中国ASEAN間での、南シナ海行動宣言(DOC)、行動規範(COC)の枠組みに加え、当事者間での対話が重要だと考えている旨述べるところがありました。

3 カンボジア政治情勢

安倍総理より,最近のカンボジアの政治情勢が緊張を高めていることを憂慮している,次回選挙に向け,与野党が非暴力に徹し,和解を遂げて,「対話の文化」を維持することを期待する旨述べました。
これに対し,フン・セン首相より,首相としての立場では国内情勢を悪化させたくはないと思っている、暴力を行った者は逮捕した、与野党間の対話自体は続いている旨述べました。

4 経済協力

総理より、貴首相から要請のあった人材育成に関し、調査団を派遣して、支援のあり方を検討したい旨述べました。

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