報道発表

アジア・大洋州地域におけるがんの放射線治療プロジェクト第1回会合の開催

平成30年5月10日

  1. 1 5月14日から18日まで,国際原子力機関(IAEA)は,群馬大学において,同大学重粒子線医学研究センターの協力の下,原子力科学技術に関する研究,開発及び訓練のための地域協力協定(RCA)の活動の一環として,アジア・大洋州地域におけるがんの放射線治療プロジェクトの第1回会合を開催します。

    2 この会合には,同プロジェクトの全体統括者である中野隆史群馬大学副学長の他,IAEA事務局及びRCAの活動に参加しているアジア・大洋州地域の22か国のうち18か国から,23名の専門家が参加予定です。

    3 同プロジェクトは,各国の放射線治療学会の能力強化を通じ,アジア・大洋州地域における放射線治療の持続的な発展の基盤作りを目標としています。各国の放射線治療学会と連携し,研修を実施することで,自ら専門家を育成し,治療環境の改善に取り組む能力の強化が期待されます。

    4 この会議では,プロジェクトのキックオフとして,地域及び国別の活動計画を検討するとともに,地域の放射線治療学会と各国の放射線治療学会の連携強化戦略を作成する予定です。

    [参考1]原子力科学技術に関する研究,開発及び訓練のための地域協力協定(RCA)

    名称RCA(Regional Co-operative Agreement for Research, Development and Training Related to Nuclear Science and Technology「原子力科学技術に関する研究,開発及び訓練のための地域協力協定」)
    概要アジア・大洋州地域における原子力の平和的利用分野における政府間又はIAEAの協力を促進・調整する枠組みであり,この枠組みの下,医療,食糧・農業,環境,工業等の分野における原子力科学・技術を用いた技術協力プロジェクトを実施。我が国の政府代表者は,当省軍縮不拡散・科学部国際原子力協力室長。
    参加国アジア・大洋州地域のIAEA加盟国のうち22か国(2018年4月現在)

    [参考2]RCAがん医療の強化プロジェクト

    プロジェクト名Strengthening cancer management programmes in RCA Government Parties through collaboration with Asia Pacific National/ Radiation Oncology Societies(アジア大洋州地域の国内/地域放射線治療学会との協力によるRCA参加国でのがん医療の強化)(正式名称)
    期間2018-2021年(4年間)
    提案国日本
    全体統括中野隆史 群馬大学副学長,大学院医学系研究科腫瘍放射線学分野教授,重粒子線医学研究センター長

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