報道発表

コスタリカの保健医療サービス向上のための支援
(無償資金協力「経済社会開発計画」)

平成30年2月19日

  1. 1 2月17日(現地時間16日),コスタリカ共和国の首都サンホセにおいて,我が方伊藤嘉章駐コスタリカ大使と先方マヌエル・A・ゴンサレス・サンス外務・宗務大臣(H.E. Mr. Manuel A. Gonzalez Sanz, Minister of Foreign Affairs and Worship of the Republic of Costa Rica)との間で,供与額3億円の無償資金協力「経済社会開発計画」に関する書簡の交換が行われました。

    2 コスタリカは,中米諸国の中では比較的所得水準が高い一方,地域間の所得格差が顕著です。コスタリカ国家統計調査局によれば,同国の貧困率は,全国平均が20.0%,首都圏が15.7%である一方,地方では首都圏の約2倍の30%前後となっている地域もあります(2017年統計)。このため,我が国は,同国の持続可能な経済社会発展の推進のため,同国に対し「環境保全」及び「格差是正」を重点分野とし,様々な協力を行ってきています。

    3 今回の協力は,地方を含む同国の医療機関に,検査機材をはじめとする医療機材等を供与することにより,保健医療サービスの向上を図るもので,これにより同国の経済社会開発に寄与するものです。

    4 コスタリカの保健関連指標は,中南米諸国の中では比較的高い水準にありますが,がん,心筋梗塞,糖尿病などの慢性疾患が増加傾向にあります。また,首都圏に比べ,地方の医療機関ではこれらの疾病に対応できる設備・機材が十分に整備されていません。貧困層を中心とする地方住民の保健医療サービス向上のため,地方の医療機関における設備・機材の整備は喫緊の課題であり,この協力により同課題の克服に貢献することが期待されます。

    [参考]コスタリカ共和国基礎データ
     コスタリカ共和国は,面積約5.1万平方キロメートル,人口約490万人(2016年,世界銀行),1人当たりの国民総所得(GNI)10,840米ドル(2016年,世界銀行)。


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