報道発表

第7回日中高級事務レベル海洋協議(結果)

平成29年6月30日

英語版 (English)

  1.  6月29日及び本30日,福岡市において,第7回日中高級事務レベル海洋協議が開催されたところ,概要は以下のとおりです。日本側から,外務省,内閣府(総合海洋政策推進事務局),水産庁,資源エネルギー庁,海上保安庁,環境省及び防衛省が参加しました。また,中国側から,外交部,中央外事弁公室,国防部,公安部,交通運輸部,農業部,国家海洋局,国家能源局,中国海警局等が参加しました。

     双方は,全体会議並びに,(1)海洋政策及び海洋法ワーキンググループ会議,(2)海上防衛ワーキンググループ会議,(3)海上法執行及び海上安全ワーキンググループ会議,及び(4)海洋経済ワーキンググループ会議を行い,東シナ海に関連する様々な問題について意見交換を行い,海洋協力を進める具体的な方法について議論しました。

    1 双方は,早期に日中防衛当局間の海空連絡メカニズムを運用開始すること及び防衛交流をより一層推進していくことについて一致しました。

    2 海上保安庁と中国公安部辺防管理局は,両機関長官級会合の議事録に基づき,双方の間の情報交換の強化,並びに密輸・密航及び麻薬取引等の越境犯罪対策の分野における法執行の協力強化について意見交換を行いました。

    3 海上保安庁と中国海警局は,既存の対話の窓口の役割を評価し,更なる信頼醸成のため,情報交換の強化及び実務者間交流の推進について一致し,両国の海上法執行機関の協力の強化について,更なる意見交換を実施しました。

    4 双方は,本年3月に大連において日中海洋ごみ協力に関する専門家による対話プラットフォームの第1回会合が開催されたことを積極的に評価し,2018年に日本において第2回会合を開催することで一致しました。双方は,本年11月に上海において日中海洋ごみ協力ワークショップを開催すること,年内に共同調査を実施することを通じて海洋ごみ共同研究を進めることで一致しました。

    5 双方は,早期に日中海上捜索・救助(SAR)協定に署名することの重要性を再度確認し,今後,二国間又は多国間の枠組みの下での捜索・救助協力を引き続き進めることで一致しました。

    6 双方は,海上船舶の安全と汚染防止について,今後も引き続き両国の関係機関間において協力を進めることで一致しました。

    7 双方は,東シナ海資源開発に関する「2008年合意」に関連する問題について更に突っ込んだ意見交換を行い,引き続きこれを議論していくことで一致しました。

    8 双方は,水産資源の保護・管理の強化の重要性について確認し,漁業分野における協力を進めていくことで一致しました。

    9 双方は,第8回日中高級事務レベル海洋協議を本年内に中国で開催することで原則的に一致しました。


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