報道発表

日・ラオス外相会談

平成29年6月7日

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  • 日・ラオス外相会談1
  • 日・ラオス外相会談2
  1.  本7日,午後2時05分から約40分間,岸田文雄外務大臣は,訪日中のサルムサイ・コンマシット・ラオス人民共和国外務大臣(H.E. Mr. Saleumxay Kommasith, Minister of Foreign Affairs of the Lao People’s Democratic Republic)と日・ラオス外相会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。

    1 冒頭
     冒頭,岸田大臣から,今般のサルムサイ大臣の訪日を歓迎するとともに,昨年7月のビエンチャンでの会談以来の再会を嬉しく思う,「日メコン連結性イニシアティブ」は着実に進展しており,昨年サルムサイ大臣と署名した国道9号線の改修工事は順調に進行中である旨述べました。また,ラオスが昨年,議長国としてASEAN関連会議を成功に導いたことを評価した上で,サルムサイ大臣の指導力に改めて敬意を表しました。
     これに対して,サルムサイ大臣からは,大臣に就任してから3度目の会談をとても嬉しく思う,昨年ASEAN議長国を務めたラオスへの岸田大臣をはじめとした日本からの多大な支援に対し,ラオス政府を代表して感謝する,日本とラオスの戦略的パートナーシップを推進していくことを約束する旨述べました。

    2 二国間関係
     岸田大臣から,日本は,「戦略的パートナー」として,ラオスの2020年までの後発開発途上国(LDC)脱却の実現を後押ししており,「日ラオス開発協力共同計画」の具体化に引き続き協力したい,来月,不発弾除去に携わるラオス関係者を招へいし,研修を実施予定である,今般,若手行政官の留学支援を決定し,また今年からラオスの高度人材育成に資する「イノベーティブ・アジア」を開始する旨述べました。ラオスへの日本企業進出については,ラオスの発展に大いに寄与しており,更なる投資促進のためにも,投資環境整備に引き続き協力願いたい旨述べました。
     これに対して,サルムサイ大臣より,ラオスへのODAは日本が最大のドナーであり,ラオスが2020年までにLDCを脱却する目標を実現するための,日本政府及び国民からの支援を高く評価,ラオス政府及び国民を代表して感謝したい旨述べました。日本企業のラオスへの投資は着実に増加しており,ラオスに対する日本企業の関心の高まりを歓迎,ラオス政府としても投資環境の改善に向けて協力したい旨述べました。また,サルムサイ大臣より,日本による不発弾除去に関する協力や高度人材育成への協力,更にはラオスにおける日本の青年海外協力隊の活躍に対し,謝意が表明されました。

    3 地域・国際場裡における協力
     その他,南シナ海,北朝鮮問題などの地域・国際場裡の課題についても率直な意見交換を行いました。両大臣は,北朝鮮情勢に対する懸念を共有するとともに,岸田大臣からは,北朝鮮は新たな段階の脅威であり,国際社会が一致して圧力を強化すべきと述べ,関連する安保理決議(PDF)別ウィンドウで開くの履行が重要であることについて一致しました。また,拉致問題の早期解決に向け,連携していくことを確認しました。


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