報道発表

薗浦外務副大臣の「日・サウジ・ビジョン2030共同グループ閣僚級会合/第12回日・サウジ合同委員会」への
出席及びサウジアラビア訪問(結果)

平成28年10月9日

  1.  本9日(現地時間同日),薗浦健太郎外務副大臣は,サウジアラビアのリヤドで開催された「日・サウジ・ビジョン2030共同グループ閣僚級会合/第12回日・サウジ合同委員会」に参加し,その後,サウジアラビア要人と会談等を行ったところ,概要以下のとおりです。

    1 「日・サウジ・ビジョン2030共同グループ閣僚級会合/第12回日・サウジ合同委員会」には,日本側からは世耕弘成経済産業大臣及び薗浦副大臣が,サウジアラビア側からはアーディル・ファキーフ経済企画大臣(H.E. Eng. Adel M. Fakeih, Minister of Economy and Planning),マージド・ビン・アブドッラー・アル=カサビー商業投資大臣(H.E. Dr. Majid Bin Abdullah Al Qasabi, Minister of Commerce and Investment),ハーリド・アル=ファーレフ・エネルギー産業鉱物資源大臣(H.E. Eng. Khalid A. Al-Falih, Minister of Energy, Industry and Mineral Resources)が代表としてそれぞれ出席しました。

    2 同会合において,薗浦副大臣は,協力の土台作りに資する最近の成果として,2013年に両国間で署名された投資協定について,両国間で国内承認手続きの完了が確認され,近く発効する見込みであること,両国の外務当局間で,ビジネス及び文化・知的活動等を目的とする短期渡航者に対し,日本側は最大3年,サウジ側は最大5年間有効の数次査証を発給することとし,そのための覚書を早期に作成することとしたことを報告しました。

    3 薗浦副大臣は,その後,世耕経済産業大臣とともにサルマン・ビン・アブドルアジーズ・アール・サウード国王(Custodian of the Two Holy Mosques King Salman bin Abdulaziz Al Saud, King of Saudi Arabia)及びムハンマド・ビン・サルマン・ビン・アブドルアジーズ・アール・サウード・サウジアラビア副皇太子兼国防大臣(H.R.H. Prince Mohammed bin Salman bin Abdulaziz Al Saud, Deputy Crown Prince and Minister of Defense)をそれぞれ表敬しました。サルマン国王には,薗浦副大臣からは,安倍総理大臣とサルマン国王との間で合意された包括的パートナーシップとして,政治・安全保障及び文化・スポーツといった幅広い分野で協力していきたいと述べました。これに対して,国王陛下から,歓迎したいとの発言がありました。

    4 薗浦副大臣は,その後,外務副大臣として,ニザール・ビン・オベイド・アル・マダニ・サウジアラビア外務担当国務大臣(H.E. Dr.Nizar bin Obaid Al Madani, Minister of State for Foreign Affairs of the Kingdom of Saudi Arabia)とも会談し,二国間関係及び地域・国際情勢について意見交換を行いました。薗浦副大臣からは,シリアやイエメンの政治プロセスを前進させるには,サウジアラビアとイランの協調が鍵であり,両国間で対話と信頼醸成を行うよう働きかけました。また,現下のイエメン情勢について,イエメンでの軍事作戦により,民間人に多くの被害者が生じている状況は残念であり,そうならないよう注意してほしい旨申し入れました。
     これに対し,先方より,イエメンでの軍事作戦は,イエメンの正統政府からの要請と,自らの安全保障確保のために行ったものだが,サウジアラビアは問題の平和的解決を目指しているとの発言がありました。


このページのトップへ戻る
報道発表へ戻る