報道発表
中央アジア地域3か国に対する無償資金協力「中央アジア国境連絡事務所設立計画」に関する交換公文の署名

平成25年10月23日

  1. 1 10月22日(現地時間同日),キルギス共和国の首都ビシュケクにおいて,我が方小池孝行駐キルギス大使と先方アレクサンドル・フェドゥロフ国連薬物犯罪事務所(UNODC)キルギス事務所所長(Mr. Alexander FEDULOV, Head of Office, Programme Office in Kyrgyzstan, United Nations Office on Drugs and Crime) との間で,総額1億4,100万円のテロ対策等治安無償資金協力「中央アジア国境連絡事務所設立計画(UN連携,実施機関UNODC)」に関する交換公文の署名が行われました。

    2 中央アジア諸国では,脆弱な国境管理等を背景に,隣接するアフガニスタンからの麻薬,武器,テロリスト等が流入し深刻な問題となっています。特にアフガニスタンからの麻薬が中央アジア諸国を経由してロシアや欧州に流れていることが報告されており,アフガニスタンとの国境及び中央アジア諸国間の国境管理能力の強化が望まれています。

    3 この協力は,キルギス・ウズベキスタン国境通過地点1か所,ウズベキスタンとタジキスタンの対アフガニスタン国境通過地点2か所に,関係国の国境管理当局職員が常駐する連絡事務所を設立し,国境管理職員の人材育成と各国間の意思疎通・連携を促進することにより,麻薬密輸,武器密輸,人身売買の対策強化を図るものです。

    4 この協力により,中央アジア地域3か国の国境管理能力の強化と各国間の連携が図られることで,中央アジア地域における密輸やテロ等の潜在的脅威の低減に寄与し,さらには中央アジアの地域協力を推進するために実施している「中央アジア+日本」対話においても議論しているアフガニスタン情勢を見据えた同地域の安定化につながることが期待されます。

    (参考)

    • NODCは国際テロ及び国際犯罪等に包括的に取り組むことを目的とする唯一の国連機関。この分野における調査・分析,国連加盟国による関連条約の締結・実施支援及び技術協力を実施。

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