報道発表
日・パナマ外相会談及び夕食会

平成26年3月3日

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  1.  本3日午後6時25分頃から約30分間,岸田文雄外務大臣は,飯倉公館において外務省賓客として来日中のフランシスコ・ハビエル・アルバレス・デ・ソト・パナマ共和国外務大臣(H.E.Mr. Francisco Javier Alvarez De Soto, Minister of Foreign Affairs of the Republic of Panama)と外相会談を行い,それに引き続き夕食会を行ったところ,概要は以下のとおりです。なお,この機会に両外務大臣は共同プレス・ステートメント(日本語(PDF)PDF英語(PDF)PDF)を発出しました。

    1 冒頭,岸田大臣から,アルバレス・デ・ソト外相の来日を歓迎するとともに,昨年5月に日本の外務大臣として初めてパナマを訪問した,日・パナマ外交関係樹立110周年という節目の年に二国間政策協議を行うことができ喜ばしい旨述べました。これに対し,アルバレス・デ・ソト外相から,日本政府による招待への感謝が述べられるとともに,近年の要人往来により緊密化の進んだ二国間関係を更に強化したい旨述べました。

    2 岸田大臣より,両国は海洋国家であり,国際海事機関(IMO)などを通じたこれまでの海事分野における密接な協力関係を,今後も続けていきたいと述べました。また,日本企業が多大な関心を寄せるパナマ運河拡張工事の進捗状況や,運河通航料金について,今後とも意見・情報交換を行っていきたいと述べました。これに対し,アルバレス・デ・ソト外相から,運河開通100周年を迎えるパナマ運河及びパナマ船籍の主要利用国である日本との,また海洋国家として共通の利益を有する日本との協力関係を強化していきたい旨述べました。

    3 アルバレス・デ・ソト外務大臣より,マルティネリ大統領は「パナマ首都圏都市交通3号線整備計画」における日本の知見の活用に関心を有しており,円借款供与を検討して欲しい旨述べました。岸田大臣からは,大統領からの要請を踏まえ,円借款供与について前向きに検討する用意がある旨述べました。アルバレス・デ・ソト外相より,本件検討について謝意を表明しました。

    4 岸田大臣より,昨年7月にパナマ政府が北朝鮮籍船から軍事物資を押収したことを高く評価し,今後も着実に安保理決議を実施するよう期待すると共に,核・ミサイル・拉致といった諸課題の解決に向けた日本の立場を説明しました。これに対し,アルバレス・デ・ソト外務大臣から,日本及び日本国民が有する北朝鮮情勢に対する大きな懸念を深く理解する,国際システムの中で責任ある立場をとる国として,安保理決議に則ってしかるべく対応していくと共に,国際場裡にても協力をしていきたい旨の発言がありました。

    5 その他,両大臣は,安保理改革を含む国際場裡における協力の他,安定的に高い成長を続けるパナマとの貿易投資関係の促進,太平洋同盟や中米統合機構などの地域機構を通じた協力についても意見を交わしました。また,岸田大臣から積極的平和主義に関する説明を行い,アルバレス・デ・ソト外務大臣から,これまでの国際社会の平和と安定に対する日本の貢献を高く評価すると共に,引き続き日本のリーダーシップに期待する旨述べました。その他,両大臣は東アジア情勢,ウクライナ情勢,中南米情勢に関する意見交換を行いました。


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