報道発表

日・ノルウェー外相会談

平成28年10月17日

英語版 (English)

  • 日ノルウェー外相会談写真1
  • 日ノルウェー外相会談写真2
  1.  本17日,午後5時30分から約50分間,岸田文雄外務大臣は,ボルゲ・ブレンデ・ノルウェー王国外務大臣(H.E. Mr. Børge Brende, Minister of Foreign Affairs of the Kingdom of Norway)と外相会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。

    1 冒頭

     冒頭,岸田大臣から,ブレンデ大臣の外務大臣として初の訪日を歓迎するとともに,自分の地元広島を訪問することを歓迎する,伝統的に親密な皇室・王室関係を基礎に,日本とノルウェーが大変良好な二国間関係を築いている旨述べました。更に,両国は共に海洋国家であり,海運・水産の分野での利益を共有しており,海洋における法の支配の徹底や,北極政策等で協力を強化していきたい旨述べました。
     これに対して,ブレンデ大臣は,岸田大臣とお会いでき嬉しい旨述べ,海洋分野,北極政策等での協力に賛意を表するとともに,政治・経済等幅広い分野で二国間関係を一層発展させていきたい旨述べました。

    2 二国間関係・国際場裡における協力

     岸田大臣から,北極政策に関し,本年がノルウェーのスヴァールバル諸島ニーオルスンに所在する日本観測基地の開設25周年にあたることに触れ,引き続き北極に関する国際的な取組に貢献していきたい旨述べました。また,共に鯨類資源の持続可能な利用の立場を支持する国として,緊密に連携したい旨述べました。更に,「NB8(北欧・バルト8カ国)+日本」の枠組みに触れ,女性の活躍やイノベーション等共通の関心事項について協力を進めたい旨述べました。
     これに対して,ブレンデ外務大臣は,ノルウェーは北極政策について積極的にイニシアティブをとっており,日本のこれまでの北極に関する研究活動実績に敬意を表すると共に,北極評議会のオブザーバー国である日本との一層の協力を期待する旨述べました。また,捕鯨に関して両国の考え方の一致を確認し,国際場裏において引き続き連携していきたい旨述べました。

    3 地域情勢

     両大臣は,北朝鮮の相次ぐ核実験や弾道ミサイル発射は,従来とは異なるレベルの脅威であり,従来とは異なる対応が必要であり,北朝鮮に対する圧力を一層強化するために緊密に連携していくことで一致しました。また,岸田大臣から,拉致問題の早期解決に向けて,ノルウェーの協力を改めて要請しました。
     両大臣は,東シナ海・南シナ海情勢について意見交換を行い,法の支配に基づく国際秩序の維持のため,緊密に連携していくことを確認しました。両大臣はまた,共通の隣国であるロシアについても意見交換を行いました。


    (参考)「NB8+日本」について

     「北欧・バルト8か国(NB8(Nordic-Baltic Eight))+日本」は,法の支配や民主主義等の基本的価値を共有し,女性の活躍及びイノベーション重視等で多くの共通点を有するNB8諸国(北欧5か国(デンマーク,フィンランド,アイスランド,ノルウェー,スウェーデン)及びバルト3国(エストニア,ラトビア,リトアニア))と日本の協力強化のための枠組み。2013年11月の外相会合を機に開始され,2014年10月には首脳会合,2015年8月には「WAW!2015」の機会に「女性の活躍」に関する「NB8+日本」会合を東京にて開催。「女性の活躍」,「イノベーション」等,様々な課題について双方の知見を持ち寄り,「課題解決先進国」として国際社会に貢献していくことが期待される。


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