12月21日(日曜日)、橋本聖子副大臣は、訪問先のバグダッド(イラク)において、マーリキー首相及びアブドゥルマハディー副大統領とそれぞれ会談したところ、概要以下のとおりです。なお、マーリキー首相との会談においては、麻生太郎首相からの親書を手交しました。
1.マーリキー首相との会談
(1)マーリキー首相から、歓迎の辞とともに、以下のとおり述べました。
(イ)日本が自衛隊を派遣しイラクの復興において果たした役割と貢献、円借款を通じた経済支援に感謝。
(ロ)イラクは、石油・ガスの分野で大いに日本の技術を必要としており、今後、日本企業が、石油分野を含む各分野に進出し、両国間のパートナーシップが構築されることを期待。
(2)これに対し、橋本副大臣より次のとおり述べました。
(イ)12月12日に、航空自衛隊は約5年間にわたる任務を終了した。無事にイラクでの活動を終了出来たことにつき、イラク政府及び国民に感謝。
(ロ)来年は両国の外交関係樹立70周年であり、政治・経済の両面において官民一体となってパートナーシップを構築していきたい。
(ハ)来年の地方選挙のスムーズな実施、石油・ガス法案の早期の成立を期待。1月の地方議会選挙には日本からも選挙監視団を派遣する可能性を検討したい。
(3)これに対し、マーリキー首相より、政治、経済、科学技術分野において日本との関係を強化していきたいと述べました。
(1)冒頭、アブドゥルマハディー副大統領から、日本の支援に対する謝辞とともに、イラク国民は日本政府と日本国民に大変篤い信頼を寄せている、イラクの治安・政治情況の改善により経済・文化分野が重要性を増しており、日本への期待が一層増大していると述べました。
(2)これに対し、橋本副大臣から次のとおり述べました。
(イ)12月12日に自衛隊の任務が完了したが、両国間外交関係設立70周年にあたる来年の早い段階で包括的なパートナーシップ関係を構築し、協力を促進していきたい。
(ロ)治安の安定、経済的パートナーシップの促進等につなげていく上でも、今後は経済分野において関係強化に努めたく、とりわけエネルギー・石油開発に関し、両国間で常にハイレベルの対話が重要である。
(3)これに対し、アブドルマハディー副大統領から、対イラク支援に日本が果たした役割に重ねて謝意を述べつつ、今後、両国間で、治安・政治・経済・観光面等諸分野におけるパートナーシップ関係の促進が重要であると述べました。