報道発表

日フィリピン外相会談(概要)

平成20年12月11日

(写真)

  1. 日・フィリピン経済連携協定の合同委員会第1回会合に引き続き、ロムロ・フィリピン外務長官との日フィリピン外相会談が行われました。日本側より河野外務審議官他が、フィリピン側よりレクト国家経済開発長官他が同席しました。
  2. 冒頭、中曽根大臣より、フィリピンとの経済連携協定の発効への祝意と同協定の下で両国関係を一層強化したい旨述べ、ロムロ外務長官よりも同協定発効への祝意を繰り返すとともに協定の円滑な実施の重要性が指摘されました。
  3. 金融・世界経済に関し、中曽根大臣より、先般、総理特使をフィリピンに派遣し、金融危機へ協力すること、及び、アジアの成長力の強化、内需拡大が重要との我が国の考えを説明した旨述べるとともに、ASEAN関連首脳会議は延期となったが、具体的な取組についてフィリピンをはじめとする関係国間で緊密に協力していきたい旨述べました。ロムロ外務長官より、本件に重要な役割を果たしている日本が出席可能な日程で可能な限り早期にASEAN関連首脳会議を開催したいとの考えを述べました。
  4. 二国間関係に関し、中曽根大臣より、ミンダナオ和平につき戦闘が続くミンダナオ情勢及び国際監視団(IMT)の任期が切れた現状を憂慮する旨述べ、早期に和平交渉に戻るべく、事態打開に向けて努力するよう強く求め、IMTがこれまでにミンダナオ和平の進展に果たしてきた役割を高く評価し、その継続を強く希望する旨述べました。ロムロ外務長官より、近く新たな和平交渉団を立ち上げるべく政府内部の調整を進めている旨説明があり、IMTの問題を含めた和平プロセスの進め方をまとめたいとの考えが示され、IMTに派遣した専門家に言及しつつミンダナオ和平で日本が果たしている役割に対する謝意表明がありました。
  5. 国連改革に関し、ロムロ外務長官より、日本の安保理非常任理事国選挙当選に対する祝意が示され、日本の世界で果たすべき役割の重要性につき述べました。中曽根大臣より、祝意に対する謝意が表明され、来年1月から非常任理事国として活動するが、国連改革についてもフィリピンとも相談していきたい旨述べました。
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