報道発表

日ポルトガル外相会談及び夕食会

平成25年3月28日

  • 日ポルトガル外相会談及び夕食会 (1)
  • 日ポルトガル外相会談及び夕食会 (2)
    1.  本28日、岸田文雄外務大臣は、外務省賓客として訪日中のパウロ・ポルタス・ポルトガル外務大臣(Mr. Paulo Portas, Minister of State, Minister for Foreign Affairs of the Portuguese Republic)と午後6時45分から午後9時15分まで、外相会談及び夕食会を行ったところ、概要は以下のとおりです。

      1. 冒頭発言
        (1)岸田外務大臣から、ポルタス外務大臣の来日を歓迎するとともに、日本にとってのポルトガルの重要性について、以下の3点を述べました。
        •  日ポルトガル両国は、海洋貿易国家として繁栄を築いてきた歴史を共有しており、海洋秩序の安定、航行の自由と安全が国際法に基づいて確保されるよう協力していくことについて、利益と責任を共有していること。
        •  経済面では、日本と欧州は高い相互依存関係にあり、またポルトガルのコエーリョ政権及び安倍政権は共に経済再生を最優先課題に掲げていること。
        •  安全保障面でも、中東・北アフリカ・サヘル地域情勢に見られるように欧州とアジアは密接に連関しており、今後も連携を深めていきたいこと。

        (2)これに対し、ポルタス外務大臣から、岸田大臣の指摘に同意する、基本的価値を共有するパートナーとして、さらに連携・協力を深めていきたいと述べました。
      2. 二国間関係
        (1)岸田大臣から、ポルトガル人の種子島漂着から470周年となる本年は、様々な交流行事も予定されていることを紹介しつつ、特に、(1)再生可能エネルギーやスマートコミュニティ等の分野で協力の具体化を期待する、(2)ポルトガル語圏諸国における両国企業間協力について、民間のニーズに応じて政府としても支援していきたいと述べました。
        (2)ポルタス外務大臣から、二国間経済関係の最優先課題として、日ポルトガル租税条約の発効に向けて、ポルトガル国内では既に手続を了しており、日本国内における手続が早期に完了するよう要請したい旨述べました。これに対し、岸田大臣から、一日も早い国内手続の完了を目指し努力したいと述べました。
        (3)両大臣は、特に経済面における両国間の協力は重要であり、引き続き協力の具体化に取り組むことで一致しました。
      3. 日EU関係
        (1)岸田大臣から、日EU・EPAの交渉開始が決定されたことは喜ばしく、また、日EU政治協定も同様に重視しており、引き続き協力していきたいと述べました。
        (2)これに対して、ポルタス外相から、ポルトガルは一貫して日EU・EPAの推進を支持しており、また、価値を共有する日本とEUの政治協定についても前向きに進めたいと述べました。
        (3)さらに、ポルタス外相から、ポルトガルを含む欧州の経済情勢について説明がありました。岸田大臣からは、欧州自身の改革努力が重要としつつ、債務危機に対する日本の支援策を紹介しました。
      4. 地域情勢
        (1)この他、両外相は、中国・北朝鮮を含む東アジアやアフリカの情勢について意見交換を行いました。
        (2)このうち、アフリカについては、岸田大臣から、TICAD Vに向けた日本の取組を紹介しつつ、TICAD Vへのポルトガル政府からの参加を要請しました。これに対し、ポルタス外相からはポルトガル政府の参加の意向の表明がありました。
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