報道発表

南スーダンに対する無償資金協力に関する書簡の交換

平成25年1月18日
  1.  1月17日(現地時間同日),南スーダン共和国の首都ジュバにおいて,我が方堀江良一駐スーダン大使と先方エリアス・ニャムレル・ワコソン外務国際協力省副大臣(Honourable Professor Elias Nyamlell Wakoson, Deputy Minister for International Cooperation, Ministry of Foreign Affairs and International Cooperation in the Republic of South Sudan)との間で,以下2件の無償資金協力に関する書簡の交換が行われました。
    (1) 「ジュバ河川港拡充計画」(供与限度額:26億700万円)
    (2) 「ナイル架橋建設計画」(供与限度額:81億3,400万円)
  2.  スーダンでは,2005年1月までの20年にわたる内戦の結果,経済状況が著しく悪化し,住民の基礎生活環境に大きな影響を及ぼしました。南スーダンは,2011年7月に分離独立し,その首都であるジュバ市は急速に発展し,人口が急激に増加しています。このため,内戦により荒廃,老朽化した都市インフラの整備が復興・開発に向けた緊急の課題となっています。
  3.  各案件の概要は以下のとおりです。
    (1)「ジュバ河川港拡充計画」
    この計画は,ナイル川に面し首都ジュバの物流の拠点となるジュバ河川港の桟橋や荷受けヤードの整備などを行うものです。ジュバの経済発展に伴い,南スーダン国内外との物流需要も高まっていますが,ジュバ河川港は内戦により施設が破壊され,荷役作業の安全性・効率性の低さが深刻な問題となっています。この計画の実施により,河川交通の輸送能力を高め,効率的な物資輸送が可能となり,南スーダンにおける経済活動の活性化に寄与することが期待されます。
    (2)「ナイル架橋建設計画」
    この計画は,南スーダンの首都ジュバからウガンダやケニアにつながる国際回廊の一部として,ナイル川を跨ぐ橋をジュバ近郊に新たに建設するものです。内陸国である南スーダンは物資の多くを輸入に頼っていますが,ナイル川に架かる既存の橋は耐久性が著しく低く,円滑な物流にとって大きな支障となっています。この計画の実施により,鉱物資源を含む国際物流が円滑化され,南スーダンにおける経済活動の活性化に寄与することが期待されます。
  4.  我が国は,2008年5月の第4回アフリカ開発会議(TICAD IV)等において,アフリカ諸国のインフラ整備における取組への協力を強化することを表明しており,今回の協力はそれを具体化するものです。

(参考)南スーダン概況
 南スーダン共和国は, 面積約64万平方キロメートル, 人口826万人(2008年), 人口一人当たりのGNIは1,165米ドル(2009年)。

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