報道発表

モザンビークに対する無償資金協力「イレ-クアンバ間道路橋梁整備計画(詳細設計)」及び「ナカラ港緊急改修計画」に関する書簡の交換

平成24年12月10日
  1.  本10日(現地時間同日),モザンビーク共和国の首都マプトにおいて,橋本栄治駐モザンビーク大使と先方エドゥアルド・コローマ外務協力副大臣(His Excellency, Dr. Eduardo Koloma, Vice-Minister of Foreign Affairs and Cooperation)との間で,以下の2件の無償資金協力に関する書簡の交換が行われました。

  2.  これらの協力はいずれもモザンビーク北部のナカラ回廊地域において実施するものです。ナカラ回廊では,石炭等の天然資源の開発が進められ,農業開発の潜在性も高いことから経済界の関心も高く,我が国はインフラや農業開発を合わせた総合農業開発を支援しています。
    各案件の概要は以下のとおりです。


    (1)「イレ-クアンバ間道路橋梁整備計画(詳細設計)」(供与限度額:1.32億円)
    ア この計画は,モザンビーク北東部(ザンベジア州及びニアッサ州)の国道103号線上の13橋梁の新設・架け替えを行うもので,今回の協力では,その詳細設計を実施するために必要な資金を供与します。
    イ 計画の対象路線の国道103号線は,国土を縦断する大動脈の国道1号線とモザンビーク北部のナカラ回廊西部を最短で結び,農業潜在性の高いナカラ回廊の物流網の改善に資する重要な路線です。しかしながら,103号線上の現在の橋梁は,老朽化が著しいなど,整備が不十分であるため,農産物の出荷等物流を阻害する要因になっています。
    ウ この計画の実施により,対象区間の交通が円滑化し,移動時間の短縮や交通量の増加につながることが期待されます。また,ナカラ回廊と国道1号線を結ぶ道路ネットワークが強化され,ナカラ回廊の総合開発が一層進展することが期待されます。
    (2)「ナカラ港緊急改修計画」(供与限度額:26.66億円)
    ア この協力は,モザンビーク北部の主要港であるナカラ港の岸壁やコンテナヤードの改修,消火設備の設置や荷役機材の供与等を行うものです。
    イ モザンビーク北部のナカラ港は今後,ナカラ回廊を始めとするアフリカ南東部の拠点港として,取扱貨物量が大幅に増加するものと見込まれています。しかしながら,同港は,完成から約40年が経過し,施設及び機材の老朽化による物流への支障が顕在化しています。
    ウ この協力により,港の物流機能が改善し,貨物取扱量の増加や,荷役作業の安全性の向上につながることが期待されます。また,ナカラ回廊の拠点となる同港の機能を強化することにより,我が国が推進するナカラ回廊総合開発の一層の進展につながることが期待されます。

(参考1)
モザンビーク共和国はアフリカ東岸に位置し,面積約79.9万平方キロメートルを有し,人口は約2,289万人(世銀,2009年),一人当たりGNI(国民総所得)は440米ドル(世銀,2010年)。

(参考2)
ナカラ回廊開発は,モザンビーク北部ナカラ回廊及び周辺地域における道路・橋梁・港湾の整備・改修などの社会基盤整備,教育環境整備,熱帯サバンナ農業開発を通じた地域総合開発を支援するもの。

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