報道発表

オーストラリア人元戦争捕虜及び元民間人抑留者による玄葉外務大臣表敬

平成24年10月3日
(写真)オーストラリア人元戦争捕虜及び元民間人抑留者による玄葉外務大臣表敬


本3日(水曜日)午前11時45分から約15分間,外務省の招聘で来日中のオーストラリア人元戦争捕虜及び元民間人抑留者5名及びその家族の計8名が,玄葉光一郎外務大臣を表敬したところ,概要は以下のとおりです。

  1. 玄葉大臣より,今回の来日が日本に対する皆様の和解と両国の友好に資することを望む旨述べるとともに,我が国が,悲惨な経験をされた皆様を始めとするオーストラリア人元戦争捕虜や元民間人抑留者を含む多くの人々に対し,多大の損害と苦痛を与えたことにつき,改めて深い反省と心からのお詫びの気持ちを表明すると述べました。また,玄葉大臣より,2011年11月に本件招聘事業で来日されたオーストラリアの方々に約束した,オーストラリア人元捕虜の銘々票や関連資料を,今年3月にオーストラリア政府に引き渡すことが出来た旨述べました。
  2. 一行を代表して,ウィリアム・シュミット氏(Mr. William H. Schmitt AM)より,我々は戦争中,日本により抑留されていたが、この経験は過去のものである。戦後,日本とオーストラリアの関係は貿易関係等においても良好であり、両国関係が和解していることは喜ばしい旨述べました。
  3. 他の参加者からも,今回,日本を訪問し,戦後日本及び日本国民が平和を大切にする国に変わったことを自分で体感することができ,本当に嬉しい旨述べる等,友好的な雰囲気の中で意見交換が行われました。

(参考1)オーストラリア人元戦争捕虜(POW)及び元民間人抑留者の来日概要
(1)招聘期間:10月1日(月曜日)~10月8日(月曜日)
(2)主な日程:東京や京都での日程に加え,招聘者の希望訪問先である広島や岡山等を訪問し,小学生や大学生,市民との交流を図る予定。

(参考2)「銘々票」及びその関連資料の引渡し
  「銘々票」とは戦争捕虜の人定事項が記載されたカードであり,元戦争捕虜自身だけでなく,その家族にとり戦争捕虜であった親族がどの時期にどのような場所に収容されていたかが分かる貴重な資料であり,今年3月に,外務省よりオーストラリア政府に引き渡した。

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