報道発表

中曽根外務大臣とユスフ・ジブチ共和国外務・国際協力大臣の会談について

平成21年4月3日

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 3日(金曜日)午後(4時35分から5時15分まで)、中曽根弘文外務大臣は、訪日中のマハムッド・アリ・ユスフ(H.E. Mr. Mahmoud Ali YOUSSOUF)ジブチ共和国外務・国際協力大臣との間で会談を行いました。概要は以下のとおりです。

  1. 会談に先立ち、両大臣は、「ジブチ共和国における日本国の自衛隊等の地位に関する日本国政府とジブチ共和国政府との間の交換公文」並びに食糧援助(供与額:8億6,000万円)及び一般無償資金協力「ラジオ・テレビ放送局番組作成機材整備計画」(供与限度額:9億2,500万円)に関する交換公文に署名を行いました。
  2. これに引き続き行われた外相会談の概要は以下のとおりです。
  3. (1)中曽根大臣から、次のとおり述べました。

    (イ)海賊問題は国際社会にとって極めて重要な問題であり、本日貴大臣と自衛隊等の地位に関する交換公文に署名出来たことは喜ばしい。ジブチ関係者の協力に感謝申し上げる。

    (ロ)2隻の海上自衛隊艦艇が海賊対処のためソマリア沖・アデン湾での活動を開始した。今後、ジブチを基本的な活動拠点としたいと考えている。近日中に、ジブチに初寄港する予定。引き続き協力をお願いしたい。

    (ハ)政府として、「海賊対処法案」を今国会に提出中であり、早期に成立させたい。

    (ニ)我が国は、日・ジブチ関係の重要性にかんがみ、これまでも長期に亘り貴国に対する経済協力を行ってきた。我が国海上自衛隊等への貴国の協力を踏まえ、今回署名した2件の協力案件及び現在既に検討中の案件に加え、今後、いかなる追加的支援が可能か検討していきたい。

    (ホ)日本は、昨年5月のTICADⅣにおいて、ODAの倍増等を表明した。この約束を必ず実行するとの日本の姿勢は、自分(中曽根大臣)が本年3月、ボツワナでのTICADフォローアップ閣僚会合に出席した際にも、改めて表明したところ。ジブチをはじめ、世界経済・金融危機の影響を受けている国への支援も行っていきたい。

    (2)これに対し、ユスフ外務・国際協力大臣より、次のとおり述べました。

    (イ)日・ジブチ間の協力関係は益々重要になっている。日本の海賊対処活動の成功のため、ジブチとしてあらゆる便宜を提供したい。日本がジブチの協力を必要としているときに協力することは、友人として当然である。

    (ロ)本日署名した2つの案件を含め、ジブチ独立以来、30年に亘る日本からの様々な経済協力に感謝申し上げる。

    (ハ)海賊対策については、ジブチとしても、傍観者としてではなく、自ら積極的に取り組みたいと考えており、そのための日本からの協力をお願いしたい。また、ソマリアの不安定な情勢が海賊問題の根本原因となっており、政治的な対応も必要である。

    (3)この後、ユスフ大臣より、ジブチの経済情勢や経済開発への取り組み、ジブチ・エリトリア間の国境問題について説明がありました。

    (4)また、両大臣は、国連安保理改革、北朝鮮問題等についても意見を交わしました。

(参考1)「ジブチ共和国における日本国の自衛隊等の地位に関する日本国政府とジブチ共和国政府との間の交換公文」(和文(PDF)英文(PDF)仏文(PDF)

(参考2)食糧援助(供与額:8億6,000万円)に関する交換公文

(参考3)「ラジオ・テレビ放送局番組作成機材整備計画」(供与限度額:9億2,500万円)に関する交換公文

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