
第3回アジア不拡散協議の開催について
平成18年2月2日
- 外務省は、2月13日(月曜日)、第3回アジア不拡散協議(Asian Senior-level Talks on Non-Proliferation: ASTOP)を、東京(外務省南国際大会議室)において開催する。
- この協議には、ASEAN(東南アジア諸国連合)諸国、中国、韓国、米国、オーストラリア、わが国から、不拡散政策担当者(局長級)がそれぞれ参加する予定であり、中根猛(なかね・たけし)軍縮不拡散・科学部長が議長を務める。
- この協議は、大量破壊兵器・ミサイルおよびそれらの関連物資・技術の拡散が、アジア地域および国際社会の平和と安定にとって現実の脅威となっているとの認識に基づき、ASEAN諸国をはじめとするアジア各国およびアジア地域の安全保障に深い関係を持つ関係国の不拡散政策担当者が一堂に会し、アジアにおける不拡散体制強化に関連する諸問題について、参加国の認識を深めるとともに、協力の方途について意見交換を行うものである。
- 具体的には、過去2回のASTOPにおける議論を踏まえ、以下のような点について議論が行われる予定である。
(1)北朝鮮による大量破壊兵器等の拡散およびイランの核問題など、国際社会の重大関心事項について認識の共有を図る。
(2)これまでの不拡散体制を一層強化するための取り組みのうち、過去2回の協議で議題となった国際原子力機関(IAEA)追加議定書、弾道ミサイルの拡散に立ち向かうためのハーグ行動規範(HCOC)、輸出管理の強化、拡散に対する安全保障構想(PSI)の各分野における各国の取り組みをフォローアップする。
(3)不拡散を巡る、より最近の動きである国連安保理決議1540の履行状況および核燃料供給保証をめぐる議論の現状について、参加国の理解増進を図る。
(4)アジア諸国が軍縮および不拡散に関する条約等を国内で履行していく際の問題点などについて、参加国間で認識を深めるとともに、その克服に向けた協力の具体的な可能性について議論を行う。
(参考)アジア不拡散協議開催実績
2003年11月13日 第1回アジア不拡散協議(東京)
2005年2月9日 第2回アジア不拡散協議(東京)