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在米日系人指導者の来日について
平成17年3月4日
- 外務省は、国際交流基金日米センターとの共同事業として、経済界、学界、公共機関、マスメディア等の分野で活躍する在米日系人若手指導者12名（サンフランシスコ、サンノゼ、ロサンゼルス、シアトル、ポートランド、ホノルル、シカゴ、ニューヨーク、デンバー、ワシントンDC在住の人々）を、3月5日（土）から3月12日（土）まで招聘する。アイリーン・ヒラノ全米日系人博物館館長が一行を引率する。
- 一行は、滞在中、京都を訪問した後、3月7日に新神戸オリエンタルホテル（舞子の間）において開催されるシンポジウムに参加し、「多文化共生実現への道：マイノリティの視点から」をテーマにプレゼンテーションを行う。その後、東京において、高円宮妃殿下との御接見が行われるほか、わが国の国会、政府、経済、国際交流、報道等各分野の関係者および在日日系米国人との間で意見交換を行う予定である。外務省においては、副大臣他幹部との意見交換、フォーラム21（若手経済人）とのシンポジウムを行う。
- 今回の招聘は、米国における日系人の歴史的経験、現状についてのわが国における理解の促進を図るとともに、在米日系人の若手指導者にわが国の政治、経済、社会、文化等の実状に触れ、わが国の有識者との懇談等を通じ、対日理解の増進と、わが国とのネットワーク形成の機会を提供することを目的としている。なお、この招聘は、今回で5回目となる。
- この計画を通じて、将来にわたる日系コミュニティと日本の絆が強化され、日米関係がより強化されることが期待される。
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