スリランカ津波被災復興支援(バキューム・カー供与)について
平成17年2月28日
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インドネシア・スマトラ島沖大規模地震およびインド洋津波被害への緊急支援に関し、スリランカ政府より外務省に対し、わが国のノン・プロジェクト無償を活用して、バキューム・カーの供与を受けたいとの要請があった。外務省は、この要請を受け、環境省とも協力の上、横浜市が無償で提供する中古バキューム・カー(9台)をスリランカに供与することとした。
- この決定を受け、以下の日程でバキューム・カーを輸送する予定である。
3月 6日 横浜港出航
3月20日 コロンボ港到着予定
- わが国政府としては、これまでも関係省庁、民間の倉庫業者および航空会社、自衛隊、並びに国際機関の協力を得て、援助物資を被災地へ輸送(リレー)し、被災民へ配布してきている。今回のバキューム・カーの輸送も関係省庁および地方自治体との連携で実施する案件であり、わが国においても、こうした関係省庁、地方自治体および民間企業との協力を通じた支援が一つの形として広がっていくことが期待される。
(参考)その他のスリランカへのノン・プロジェクト無償(80億円)の現状
- 給水車、貯水タンク、発電機および建設用重機の購入、並びに小中学校の建設(4校)等についても決定。今後、調達手続等、案件実施の詳細を確定していく予定。
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その他、橋梁復旧や漁業関連設備の補修等について、両国間で協議が進められている。
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