フィリピン集中豪雨に対する調査チームの派遣について
平成16年12月3日
- わが国政府は、集中豪雨災害に見舞われたフィリピン共和国政府に対し、12月2日、約2,800万円相当の緊急援助物資を供与することを決定したところであるが、現地における被災状況の拡大に鑑み、12月3日、さらなる緊急援助の必要性を調査するため3名からなるチーム(外務省、国際協力機構、弘前大(医学部助教授))を5日より現地に派遣することを決定した。
- フィリピンでは、11月20日以降、台風および熱帯低気圧により、ルソン島東部およびミンドロ島を中心に集中豪雨が発生し、死者532名、行方不明390名の被害(12月2日フィリピン政府発表)をもたらしており、さらに、被害が拡大しつつある。わが国政府としては、今回の災害の深刻さに鑑み、本調査チームを派遣するものである。
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