気候変動枠組条約第10回締約国会議(COP10)および閣僚級会合の開催について
平成16年12月2日
- 気候変動枠組条約第10回締約国会議(COP10)は、12月6日(月)から17日(金)までアルゼンチンのブエノスアイレスにおいて開催される。また、このうち12月15日(水)、16日(木)および17日(金)の3日間は、閣僚級会合が開催される。
- この締約国会議には、わが国から小池百合子環境大臣を団長として、高野博師環境副大臣、小野寺五典外務省外務大臣政務官、小西正樹外務省地球環境問題担当大使、竹本和彦環境省大臣官房審議官、深野弘行経済産業省大臣官房審議官ほかが出席する。また気候変動枠組条約締約国約190カ国より閣僚を含む政府関係者が出席する予定である。
- 気候変動枠組条約発効10周年の節目を記念する今回の会合では、京都議定書が来年2月16日に発効する運びとなったことを歓迎し、これに向けた各国の取組状況が確認・共有されるとともに、条約全般の着実な実施のための協力の推進について議論が行われる予定である。また小池環境大臣、高野環境副大臣、小野寺外務大臣政務官は、閣僚級会合や主要参加国代表との個別会談の機会等を通じ、中・長期的な地球温暖化対策の更なる強化に向けて、全ての国が参加する共通ルール構築の必要性とそのための協議を早急に開始する重要性等について関係各般に働きかける予定である。
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国際社会協力部 気候変動室 |
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