北朝鮮・龍川における列車爆発事故被害に対する緊急物資援助について
平成16年4月25日
- 政府は、22日に北朝鮮・龍川(リョンチョン)において発生した列車爆発事故の被災者支援等に関連し、国連人道問題調整事務所(OCHA)からの要請があったことを受け、国連機関を通じ、10万ドル相当の緊急医療物資援助を行うべく、OCHAとの間で調整を行っている。
- 国連機関等による合同調査団は、24日より現地調査を行っており、北朝鮮の保健分野における物資は十分ではなく負傷者を十分手当できるか懸念がある旨を報告している。政府としては、同報告を踏まえ、また、事故被害の状況、対応の緊急性に鑑み、人道的観点から上記援助を行うこととしたものである。
- 今後、合同調査団による更に詳細な調査報告を踏まえ、必要に応じて追加的支援も検討する考えである。
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