中国遺棄化学兵器現地調査団(第26回)の派遣について
平成15年12月9日
- わが国政府は、中国遺棄化学兵器現地調査団を、12月10日(水)から12月19日(金)まで中国に派遣する。
- この調査団は、川上文博中国課課長補佐を団長とし、外務省、内閣府遺棄化学兵器処理担当室、日本国際問題研究所軍縮不拡散促進センター、および民間の専門家の一行12名で構成されている。なお、今回の現地調査は、中国側(外交部、国防部)の全面的な協力を得て実施される。
- 今回の調査では、広東省広州市において発見され、広州市郊外にある民兵倉庫に一時保管されている砲弾25発および砲弾の破片1個について外観鑑定、エックス線鑑定等の調査を行い、将来の廃棄に必要な資料を収集する予定である。
|