ジャパン・プラットフォーム(JPF)に対する資金拠出について
平成15年5月16日
- わが国政府は、5月16日(金)ジャパン・プラットフォーム(JPF)の活動を支援・強化するため、JPFを構成するNGOユニットに対し7億円の資金拠出を決定した。
- この資金は、JPFに加盟しているわが国NGO(非政府組織)が、イラクを含め災害・紛争地域において緊急人道支援活動を行う際、初期調査、現地体制の立ち上げ、緊急救援物資の配布等をより迅速に行うために活用される他、本件緊急人道支援活動の更なる効率的実施のために、今回より新たにJPF事務局の一部人件費も対象とした。今般の資金拠出により、わが国の緊急人道支援における国民参加の基盤が強化されるとともに、災害、紛争に見まわれた方々に対するわが国NGOによる「顔の見える援助」が促進されることが期待される。
- なお、わが国政府は、同NGOユニットに対し、平成13年7月に5億8,000万円を拠出し、アフガニスタンにおいて実施した緊急人道支援事業に有効に活用され、平成14年9月には6億1,000万円を拠出し、ザンビアにおける緊急食糧復興計画援助事業の他、イラクおよびヨルダンにおけるイラク緊急人道支援のための初動活動等に活用された。
(参考)
- ジャパン・プラットフォームは、わが国NGO、経済界および政府が連携・協力して災害、紛争等に対してより迅速かつ効果的な緊急人道支援活動を行うため、平成12年8月に発足した枠組み。現在14団体が加盟。
- NGOユニットとは、事業実施主体であるNGOの連合体で、NPO法人格を取得している。
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