| (1)対日関係全般 |
| (イ) |
日本および日本人のイメージは、各国とも「豊かな伝統・文化を持ち」、「経済力・技術力があり、生活水準の高い国」というイメージが強い一方で、「文化的に西欧と異なり不可解な国」との回答もイタリアを除き4割以上(イタリアは23%)を占めた。
また、日本人については、「勤勉」との見方が第一位(英国56%、ドイツ98%、フランス86%、イタリア51%、オランダ89%)。 |
| (ロ) |
日本について知っているのは、「日本製品」や「日本の進出企業」が多く、「文化・芸能」、「科学・技術」、「政治・外交」の回答も増加。これら知識の入手手段としては、インターネット等マルチメディアによる割合が増加(特に英国では51%の割合)。また、対日関心は、全般的に「現代日本の社会・生活」、「日本文化・芸能」との回答が多い。 |
| (ハ) |
日本は「信頼できる/どちらかというと信頼できる」を合計した割合(英国92%、ドイツ90%、フランス74%、イタリア81%、オランダ77%)が、「信頼できない/どちらかというと信頼できない」を合計した割合(英国3%、ドイツ5%、フランス22%、イタリア16%、オランダ11%)を大きく上回っている。
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| (2)日本の国際貢献 |
| (イ) |
日本は相応の国際的役割を「果たしている/どちらかと言うと果たしている」という回答は、各国でばらつきがあった(英国69%、ドイツ35%、フランス25%、イタリア 55%、オランダ52%)。
日本の国際的貢献が期待される分野としては、「地球環境保全」、「世界平和の維持」、「途上国援助」が挙げられた。 |
| (ロ) |
日本の安全保障政策に対しては、「ある程度の自衛力を持ちながら米国と同盟して」、「大きな軍事力を持たず、中立政策をとって」が各国とも回答の第一位と第二位。
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| (3)日・EU関係 |
| (イ) |
日・EU関係の現状は、過去の調査では「普通」の割合が高かったが、今回は「どちらかと言えば良好である」の割合が高い(英国52%、ドイツ27%、フランス42%、イタリア34%、オランダ50%)。また、否定的な見方が減少している。 |
| (ロ) |
今後の見通しは、「各方面での協力が進み、関係が良くなる」(英国50%、ドイツ 46%、フランス34%、イタリア68%、オランダ57%)および「変化なし」(英国40%、ドイツ45%、フランス53%、イタリア19%、オランダ21%)の回答が大多数を占め、「関係が悪化する」との回答(英国8%、ドイツ3%、フランス2%、イタリア11%、オランダ7%)は少ない。 |
| (ハ) |
EU域内の経済統合については、「EUの世界経済における重要度が増す」(英国 83%、ドイツ83%、フランス48%、イタリア36%、オランダ44%)、「日本の対EU投資を誘発」(英国51%、ドイツ72%、フランス29%、イタリア45%、オランダ34%)、「双方向の貿易を拡大」(英国52%、ドイツ76%、フランス51%、イタリア18%、オランダ44%)など、日本との関係が進展する旨の回答多い。 |
| (ニ) |
良好な関係のためには、「双方向の貿易・投資問題の解決を図るべき」がイタリアを除く4カ国において第一位(英国50%、ドイツ37%、フランス21%、イタリア15%、オランダ25%)。イタリアでは、「産業協力や科学技術協力を深めるべき」が第一位(28%)。 |
| (ホ) |
「日欧協力の10年」および「日・EU協力のための行動計画」はほとんど知られていない。日・EU間の各種協力・協議の内容等は「あまり/殆ど紹介されず、理解もされていない」との結果(英国99%、ドイツ74%、フランス93%、イタリア91%、オランダ80%)。 |
| (ヘ) |
日・EU各国間で協力を進めるべき分野は、「経済・ビジネス」との回答多く(英国60%、ドイツ25%、フランス19%、イタリア32%、オランダ50%)、フランスでは「文化交流」(22%)、イタリアでは「科学技術」(29%)の割合も高い。 |
| (ト) |
日本に対する直接投資拡大のためには、「日本市場に関する信頼できる情報の提供」(英国18%、ドイツ44%、フランス46%、イタリア51%、オランダ54%)、「日本市場における規制緩和乃至規制の明確化」(英国34%、ドイツ59%、フランス38%、イタリア22%、オランダ50%)、「日本政府・自治体による投資優遇措置」(英国23%、ドイツ31%、フランス47%、イタリア31%、オランダ38%)と、要因を日本側に求める回答が多い。
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| (4)日・EU・他国との経済関係 |
| (イ) |
日・EU・米の経済関係のあり方については、「互いに協力すべき」との回答が多く(英国80%、ドイツ64%、フランス26%、イタリア48%、オランダ72%)、また、フランスにおいては、「日本は米との関係ばかり考えているが、EUとの関係も深めるべき」(47%)が多い。 |
| (ロ) |
日・EU・中国との経済関係については、「互いに協力すべき」が多い(英国79%、ドイツ66%、フランス69%、イタリア65%、オランダ76%)。 |
| (ハ) |
EUの貿易経済交流の重要な相手国は、「EU諸国・EFTA」(英国29%、ドイツ63%、フランス63%、イタリア25%、オランダ59%)、「北米」(英国48%、ドイツ13%、フランス11%、イタリア12%、オランダ28%)の回答割合が極めて高く、いずれの国も「日本」を含め他の地域を選択する回答は非常に少なかった(「日本」との回答は、英国3%、ドイツ1%、フランス1%、イタリア4%、オランダ4%)。 |