世界エイズ・結核・マラリア対策基金に対する資金供与について
平成14年11月29日
- わが国政府は、11月29日(金)、世界エイズ・結核・マラリア対策基金への拠出として、6,905万ドルの無償資金協力を供与することを決定した。
- 昨年6月に訪米した小泉純一郎総理大臣より、世界エイズ・結核・マラリア対策基金に総額2億ドルを拠出する意図を表明しており、その一環としてわが国は、本年3月に1,100万ドルの拠出を行った。なお、今回の追加拠出によりこの基金に対するわが国の本年度拠出額は、総額8,000万ドルになる。
- この基金に対しては、わが国以外にも主要国として米国が5億ドル(2億5,000万ドル拠出済み)、イタリアが2億ドル(1億860万ドル拠出済み)等が拠出を行う意向を表明しており、民間セクターからの拠出を含めると総額21億4,286万ドルの拠出が既に表明されている。
(参考)世界エイズ・結核・マラリア対策基金
2000年の九州・沖縄サミット、および昨年6月の国連エイズ総会を経て、昨年7月のジェノバ・サミットにおける合意に基づき、開発途上国におけるエイズ、結核およびマラリアの予防・治療のための事業を資金面から支援することを目的に、本年1月、ジュネーブに本拠を置く国際的な財団として設立された。
 |
国際社会協力部 専門機関行政室 |
|