気候変動に関する日米政府間協議に関する事務レベル協議の開催について
平成14年9月18日
- 気候変動に関する日米政府間ハイレベル協議の下で設置された事務レベル協議のうち、途上国問題に関する事務レベル協議を9月24日(火)に、科学技術に関する事務レベル協議を9月25日(水)にそれぞれホノルルにおいて開催する。
これらの協議は、同じ時期に米国の主催する気候変動に関するアンブレラ・グループ会合の機会に併せて開催されるものである。
- 途上国問題に関する事務レベル協議には、日本側から、岡庭健外務省国際社会協力部気候変動枠組条約室長のほか、農林水産省、経済産業省、環境省の関係者が、米側からワトソン国務省上級気候交渉官および特別代表ほかが出席する予定である。この協議では、気候変動問題における途上国参加問題、地球温暖化関連の途上国支援等について意見交換を行う予定である。
- また、科学技術に関する事務レベル協議には、日本側から、山田範保環境省大臣官房審議官、岡庭健外務省気候変動枠組条約室長のほか、文部科学省、農林水産省、経済産業省の関係者が、米側からワトソン国務省上級気候交渉官および特別代表ほかが出席する予定である。この協議では、気候モデルの高度化、地球観測の推進、温室効果ガスの発生防止・緩和技術の研究開発等の気候変動に係る特定領域の研究について意見交換を行う予定である。
- なお、市場メカニズムに関する事務レベル協議を近く開催する方向で日米政府間において日程の調整を行っている。
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国際社会協力部 気候変動枠組条約室 |
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