記者会見

河野外務大臣臨時会見記録

(平成29年8月29日(火曜日)15時25分 於:本省大臣接見室前)

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冒頭発言

【河野外務大臣】韓国の康(カン)長官と電話会談を約20分致しました。そのなかで長官の方からは極めて深刻な事態であるということと日本国民が今朝こうした事態で抱いたであろう不安を韓国も共有・共感するといったお話がございました。安保理決議の全面的な履行だけでなくさらに重い制裁を含む安保理決議の必要性があるといったところでは一致いたしました。今後緊密に連絡を取りあってこの北朝鮮のミサイルの問題に対して対応していこうということで一致しました。

質疑応答

【記者】河野大臣から康長官におっしゃったことに関して可能な限りでお教えください。

【河野外務大臣】今回は日本の上空をミサイルが飛ぶというかなり深刻な事態であるということと,まだ朝の早い時間に日本の国民がそうしたことで目を覚ますという大変厳しい状況にあると申しました。それについては先ほど康長官からおっしゃられたような言葉がございました。それと,とにかく日米韓できちんと結束をしてこの事態に当たらなければいけない,北朝鮮の方から対話を求めてくるまではきちんと圧力をかけ続けるということが国際社会に求められているということを申し上げました。そこはその通りであろうということです。

【記者】会談は20分ほどということだったんですけれども,スタートは何時だったのでしょうか。

【河野外務大臣】午後3時です。

【記者】これでアメリカ,韓国の外務大臣と電話会談をできたということですけれども,今後についてですが,中国やロシアの外相との電話会談についてはどのようにお考えでしょうか。

【河野外務大臣】当然安保理決議を求めていくわけですし,その前に安保理の緊急会合の開催を求めていくわけですが,常任理事国・非常任理事国を含めですね,そこは緊密な連携のもとにやっていきたいと思っていますし,それ以外にも必要なところとは連携していきたいと思っています。

【記者】独自制裁についてなんですけれども,韓国が実施している独自制裁については企業に呼びかけるだけであって,アメリカ及び日本と足並みが揃っていないんじゃないかという見方が韓国内にもあるみたいなんですけど,現段階で韓国の独自制裁,十分であるというふうに大臣はお考えでしょうか。

【河野外務大臣】康長官は韓国についてもしっかりと独自制裁をやっていって,圧力を北朝鮮に対してかけ続けていきたいということはおっしゃいました。それについて,韓国側も適切な措置を取られることだと思います。

【記者】大臣が先ほどお話しした深刻な事態ということでお話ししましたけど,今日,総理がこれまでにない深刻な事態で重大な脅威だという表現をしたんですけど,北朝鮮の発射したミサイルが日本上空を飛び越えていくというのは過去にも数回あったと思います。何がこれまでにない深刻かつ重大な脅威だとお考えですか。

【河野外務大臣】かつてと比べて,北朝鮮の核の小型化というのが恐らく進んでいるだろうと思われます。又,北朝鮮のミサイルに使われているエンジンの大型化といったものも現実になってきているわけですから,そういう意味で以前と比べるとかなり脅威は増していると言わざるを得ないと思います。

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