記者会見

岸田外務大臣臨時会見記録

(平成29年7月1日(土曜日)22時02分 於:飯倉公館)

冒頭発言

【岸田外務大臣】昨日と本日,二日間に亘りまして,私とマルムストローム欧州委員が中心となりまして,閣僚レベルで日EU・EPAについて率直な議論を行いました。同委員とのバイ会談に加えまして,山本農水大臣とホーガン欧州委員を交えた協議を継続的に実施を致しました。双方は大枠合意を目指し,建設的に議論を行うも,一進一退の大変厳しい交渉となりました。大枠合意は手の届くところにあり,我々自らが政治的指導力を発揮する段階にあるとの認識を踏まえ,交渉を行い,有意義な進展がありました。しかしながら,双方が今後詰めなければならない重要な論点が残っています。そこで,G20の際にあり得べき首脳会談を念頭に置きつつ,可能な限り早期の大枠合意実現のため,私自身ブリュッセルを訪れることも選択肢に入れつつ,引き続き全力を尽くしていきたいと考えております。私からは以上です。

質疑応答

【記者】今回は大枠合意に至らなかったということですけれども,大臣がブリュッセル訪問も検討されているということで,改めて見通しについてはどのようにお考えでしょうか。

【岸田外務大臣】今申し上げたように,意義ある進展はありましたが,重要な論点が残りました。しかし,G20の際の首脳会談を念頭に置きつつ,是非大枠合意を実現したいと思っています。そのために私自身ブリュッセルを訪問し,ぎりぎりまで努力を続けていきたいと考えています。

【記者】訪問についてはもう行かれる方向でお考えになっているということですか。

【岸田外務大臣】そのつもりでおります。

【記者】時期はいつ頃になるのですか。

【岸田外務大臣】事務的にも調整を行い,そして的確なタイミングを検討したいと思いますが,いずれにしましても,首脳会談前に私が訪問をし,しっかり最後の確認を行わなければならないと思っています。

【記者】確認ですが,大臣がブリュッセルに訪問すれば,もう大枠合意というのはほぼ確実と。

【岸田外務大臣】いいえ。それは相手のある話ですので,今日の時点で申し上げるのは,意義ある進展はあったものの重要な論点は残った。そして,それがあるがために首脳会談での大枠合意を目指して,私自身ブリュッセルを訪問させて頂きたいと考えている。こういったところまでです。相手がある話であるからして,結果を予断することは控えます。

【記者】先ほど山本大臣と総理公邸に入られていたと思いますが,総理とのやりとりは,これ,どういったお話をされたのですか。

【岸田外務大臣】昨日,今日のEU側とのやりとりについて報告を致しました。結論については,今皆さんの前で申し上げたとおりであります。

【記者】総理からは何か指示,あるいは総理からどういったお話がありましたか。

【岸田外務大臣】引き続き全力で交渉に取り組むようにという指示でありました。

【記者】今回政治レベルで時間をかけてひざづめの協議を行われたと思うんですけれど,それでもまとまらなかったということで,今後まとまるにあたり,どの部分,どういったところがポイントになってくると思いますか。

【岸田外務大臣】大変有意義な進展はありました。それはしっかりと感じています。しかしながら,どの部分など,項目や詳細について申し上げるのはまだ協議中,交渉中でありますので,これは控えなければならないと思っています。

このページのトップへ戻る
記者会見へ戻る