談話・コメント

外務大臣談話

セネガル大統領選挙決選投票について

平成24年3月28日

  1. 我が国は,3月25日(日曜日)(現地時間),セネガル共和国において大統領選挙決選投票が平和裡に行われ,同日夜,アブドゥライ・ワッド候補が,マッキー・サル候補の勝利を認め,祝意を表したことを歓迎します。
  2. 今次大統領選挙において,平和的・民主的な形で国民の意思が示され,それが尊重されたことは,セネガルの成熟した民主主義の伝統をさらに深化させるものであり,アフリカにおける民主主義の範を示し,大きな意義を有すると考えます。
  3. 我が国は,ワッド大統領在任の12年間の功績と指導力に敬意を表するとともに,TICAD(アフリカ開発会議)プロセスへの積極的な貢献を含め,日・セネガル関係深化に対する同大統領の貢献に謝意を表明します。
  4. 我が国は,セネガルが西アフリカにおける民主的安定勢力として,同地域の平和と繁栄のため今後も貢献していくことを期待しており,そのためにサル次期大統領の下でのセネガル政府の取組を可能な限り後押ししていく考えです。
(参考1)セネガル概況
  1. 1960年の独立以来,社会党政権の下で内政は安定して推移。不安定な国の多い西アフリカにあって,独立以来,一度もクーデター・内戦を経験していない安定勢力。
  2. 長期政権に対する国民の不満が高まり,2000年3月の大統領選挙では変革を求める声を背景に,ワッド・セネガル民主党(PDS)党首がデュフ大統領を破り当選。07年2月の大統領選挙ではワッド大統領が再選。
(参考2)セネガル大統領選挙概要
  1. 本年1月27日,セネガル憲法院が立候補者リストを発表して以来,三選を目指したワッド大統領の立候補が違憲だとして,これに反対する若者を中心とする野党グループが抗議行動を実施。警察官1名を含む少なくとも7名が死亡。
  2. 2月26日,大統領選挙第一回投票が実施。投票は,整然かつ平穏裡に行われた。2月29日,国家独立選挙委員会が暫定結果を発表し,3月6日,憲法院が最終結果を発表。上位2名は,ワッド候補(34.81%)及びサル候補(26.58%)であり,過半数を獲得した候補がいなかったため,決選投票が行われることとなった。
  3. 3月25日,決選投票が平和裡に行われ,サル候補が60%以上の得票で勝利との速報が流れた。同日夜,現職大統領であるワッド候補が,サル候補の勝利を祝福した。
  4. 3月27日(火曜日),国家独立選挙委員会がサル候補が65.8%の得票で当選したとする暫定結果を発表。
  5. 我が国は,今次大統領選挙に際し,ECOWAS(西アフリカ諸国経済共同体)による選挙監視団派遣への支援を実施。

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